子署名により書類の真正性(虚偽入力や改ざんがされておらず、第三者から見て責任の所在が明確である事)が証明できるようになる為、社内だけでなくビジネスシーンでの書類のやりとりにも電子印鑑が使えるようになる。(ただし、「おまかせ電子印鑑 for Business」上で作成できる印鑑はあくまでも「認印」であり、法的効力が認められるようにする為には、電子証明書の申請をする必要がある)
本ソフト「おまかせ電子印鑑 for Business」と、通常版の「おまかせ電子印鑑PREMIUM」で異なるのは電子署名機能が追加されている点だけであり、それ以外の機能はまったく同じなので、これまでにプライベートで「おまかせ電子印鑑PREMIUM」を使っており、今後はビジネスでも使いたいという場合にはスムーズに乗り換えられるだろう。
電子印鑑は「認印・三文判」「データネーム印」「ビジネス印」「ユーザー印」「住所印」「会社印」「イラスト印」「スキャナ印」の8種類が用意されており、更にアルファベットの筆記体での「手書き風サイン」も作る事ができる。ビジネスだけでなくプライベートでのちょっとした書類制作でも便利に使える。
昨今、様々な業種でテレワークが推進され、リモートワークやテレワークといったキーワードから無縁だった中小企業も変わらざるを得ない状況になりつつある。しかしながら、これまでずっと紙の書類ベースで仕事をしてきた会社が突然テレワークに移行する事は難しく、見積書や請求書に押印する為に出社しなければならなかったり、営業担当と経理担当がそれぞれの自宅にFAXを導入して書類のやりとりをしているというケースもあると思う。
このような場合は「おまかせ電子印鑑 for Business」を導入する事で書類の作成から押印までがパソコン上で完結できるようになる為、よりスピーディーで効率的なテレワークが可能になるだろう。書類への押印作業に煩わしさを感じている人は是非使ってみてほしい。
電子印鑑の作成画面。全部で8種類の印鑑が用意されておりフォントやかすれも調整できる
一度作成した電子印鑑はパネル上から簡単に利用できる