「Speed Up 高速化」画面からは、SSDの推定消耗率・推定残り寿命を確認できる「SSDの寿命カウンター」と「DISK使用量のスポット計測」の両機能を呼び出す事もできる。
「Refresh リフレッシュ」では、「SSDブースター」から全自動実行処理機能が割愛された「SSDブースター Premium」を利用できる。
また、フリーのデフラグソフト「MyDefrag」のエンジンによるSSDのデフラグ等も行なえる。
「Maintenance メンテナンス」には、「Windows10レスキューキット」「Windows8レスキューキット」の機能限定版「Windows10レスキューキット Premium」「Windows8レスキューキット Premium」が搭載されており、両OSでSSDを使用する際の諸問題を解決できる。
「Migration tool 引っ越しツール」には、ディスクをSSDに換装するために便利な機能がまとめられている。
- 換装前にシステムディスクの調査を行える「ディスク交換事前調査」
- パソコンのハードウェア構成を調査できる「ディスクH/W構成調査」
- 現在使用しているシステムディスクのクローンをSSDに作成できる「システムディスク引越し」
- 不要ディスクの内容を消去できる「ディスク消去」
の4つの機能が用意されている。
電机本舗の製品には玄人好みのものが多いという印象があるが、「SSD_TURBO_BOOST」もまたそうした製品だ。……が、大きめのボタンが配置されるなど、分かりやすくしようという意図も感じられ、使い方そのものはさほど難しいものではない。
ソフトの仕組みや効果などは、作者のホームページに掲載されている「SSD_TURBO_BOOST」の説明を読んでも、初心者レベルだと中々理解するのが難しそうだが、例えば上級者から簡単なレクチャーを受け、操作方法さえ教えてもらえば、十分に使いこなす事ができそうだ。基本的な設定で利用するのであれば、ユーザの操作すべき事はそれほど多くはない。