「かくれんぼしようよ!」は、画面内に現れるキャラクタをクリックするアクションゲーム。ゲーム開始時に、クリックするキャラクタとステージを選択できる。選択できるキャラクタは、作者ホームページのイメージキャラクタでもある白い大型犬のほか、茶色の中型犬、ネズミの3種類。小さなキャラクタほど動きが速く、難易度も高い。

ステージは「そうげん」「うちゅう」「もり」「しろ」など、6種類が用意されている。「そうげん」は、選択したキャラクタが草むらから上下に動きながら出現するステージ。「うちゅう」は、基本となるもぐらたたき風の動きのほか、キャラクタが画面を飛んで横切る。「もり」では、木の影からキャラクタが左右の動きで出現してくる。ステージによってキャラクタの現れ方が異なってくる。

ゲームの“お楽しみ”のひとつが豊富なアイテム。画面にはキャラクタのほか、くだものなどのアイテムが現れることがある。アイテムは一定時間で消えてしまうが、クリックに成功すると、大幅な得点アップが可能。アイテムによっては、犬がサーファー風になったり、キャラクタの色が変わったり、ステージに雪が降ったりなどし、キャラクタやステージの変化を楽しめる。

もうひとつのお楽しみが、各ステージで「ある条件」をクリアすることで、ミニゲームをプレイできるようになること。複数用意されたミニゲームの内容はさまざま。タイミングよくクリックして風船に飛び乗ったり、カラフルなひよこ軍団から黄色いひよこを選び出したりといったものがある。ぜひ、すべてのミニゲームを制覇したい。

ゲームの難易度はプレイヤーが変更できる。プレイ中、画面左下に表示される「SPEED」右横の青い「▼」ボタンを押すことでで、キャラクタやタイマの動きを遅くできる。「難易度が低すぎる」と感じた場合は、反対に左横の赤い「▲」ボタンをクリックすればよい。

ゲームの目的は、指定時間内により多くのキャラクタをクリックすること。「指定数のキャラクタをクリックしたらゲームクリア」といったルールではない。また、「クリア後にエンディングが見られる」というものではなく、ゲーム画面に表示される「END」ボタンをクリックすることで、いつでもエンディングを見られるようになっている。エンディングは、「かくれんぼ」していた犬たちが、美術館のような場所を歩くというもの。背景には絵が表示されるが、絵はプレイ内容で変わってくる。エンディングの絵は全部で13枚あるとのこと。さまざまなステージでプレイして、すべての絵を見よう。

ちょっと気になったのが「SPEED」ボタン。「SPEED」を最低速度にすると、キャラクタが異常な遅さになるため、1ステージで200近いポイントを手に入れることもできる。極端な設定にしてしまうと、アクションゲーム特有の達成感がそがれてしまうので要注意。ただし、アクションゲームが苦手で、キャラクタのかわいらしさを楽しみたいというプレイヤーにはうれしい機能だろう。

1回のプレイ時間は非常に短いので、ちょっとした息抜きに楽しめる。

開発中に苦労した点
はじめにイメージ作りをするのが一番楽しくも苦労する点です。「かくれんぼしようよ!」では、はじめにキャラクタ選択とステージ選択の画面を作ってしまったため、本編をたくさん作る羽目になり、時間がかかってしまいました。あとは各キャラクタが勝手に動き出したり、動かなかったりが多かったです。

ユーザにお勧めする使い方
単純なゲームですので、気軽に遊んでいただけるといいです。各ステージ、各キャラクタによって出現アイテム、キャラクタが異なりますので、宝探し感覚でいろいろと見つけていくのもお勧めです。かなり条件を絞って出現させるレアアイテムもあるので、探してみてください！　？？？ステージではアイテムゲットによるミニゲームが6種類遊べますので、ぜひお楽しみください。エンディングでは画像をコンプリートすることもできるので、たくさん遊んだときはぜひエンディングを見てください。こちらもレアな画像をご用意しておきました。

今後のバージョンアップ予定
バージョンアップは予定していませんが、攻略法をまとめて紹介できればと思っています。

その他のアピールポイント
「SPEED」キーも付けましたので、小さいお子さまやお年寄りにも遊んでいただけたらいいですね。パソコン初心者には喜ばれる「END」キーも付けました。