テキストエディタでHTML編集を行うユーザのタグ入力を自動補完してくれるソフト。「TagPager」は、キーボードからのタグ入力を自動補完し、入力作業を軽減してくれるタグ入力支援ソフト。テキストエディタなどでのHTMLの編集中にタグ入力を行う場合、入力しようとするタグが「TagPager」に登録されていると、エンドタグまで一気に自動入力してくれる。
例えば、「<a」と入力すると「href=""></A>」が補完されて、「<a href=""></A>」という具合に、また、「<im」と入力すると「g src="" alt="" width="" height="">」が補完されて、「<img src="" alt="" width="" height="">」となる。タグの自動補完は「前方一致」検索を用いるので、<TABLE>タグ、<TR>タグ、<TD>タグのように、同じ「T」で始まるタグがある場合、「<T」の状態では自動補完されず、タグに違いが現れる3文字目まで入力し、候補が1件に絞られたとき、はじめて補完される。カーソル位置は補完入力されたタグの後ろに移動する。
自動補完されるHTMLタグは、よく使われるタグ26種類があらかじめ登録されており、タイトルバー下のドロップダウンリストを表示して確認できる。「編集」「新規」「削除」のボタンを利用して、登録済みタグの修正、追加、削除が行える。クリップボードにある文字列の登録機能を使えば、HTML編集中に手軽にタグを追加できる。
よく使うタグを10個まで「短縮」機能で登録しておくこともできる。登録したタグには、「0」から「9」までの数字が割り当てられる。【<】に続けて【0】から【9】の数字キーを入力して、続けて【BackSpace】キーを押すことで登録タグを呼び出せる。
普段使用しているテキストエディタを登録しておけば、「TagPager」アイコンへのHTMLファイルのドロップで「TagPager」が起動するとともに、HTMLファイルを開いた状態でエディタが起動する。