「映画データベース for WIN」はその名の通り、映画専用に特化したデータベースで、必要な情報を詳細に記録できることが特徴。登録できる情報は、「邦題」「オリジナル題名」「ジャンル」「監督」「脚本」「音楽」「出演」「ストーリー」「感想」「評価」など、計15項目。「（制作）年」と「評価」以外の項目はすべてフリーテキストで入力できる。「評価」は5段階。ユーザの入力した評価値にしたがって、カラーの横棒グラフを表示する。

入力された各項目の情報に対して、絞り込み検索を行うことが可能。検索では、「>」「<」「>=」などの記号を用いたり、ワイルドカードを用いたりすることができるほか、除外する条件を指定することもできる。

全データもしくは絞り込んだデータをリスト形式で一覧表示することもできる。リストには、「邦題」「（制作）年」「（制作）国」「総指揮」「監督」「脚本」「評価」の7項目が表示される（評価は横棒グラフ表示）。各項目の値で並べ替えを行うこともできる。リスト一覧からワンクリックで、指定した映画の詳細表示画面（メイン画面）に戻ることができる。

そのほか、メイン画面に表示されている映画のタイトルをYahoo! JAPANで検索してくれるボタンや、映画関係のサイトにリンクしたボタンなどが用意されている。ボタンのリンク先は、設定で変更することができる。

一画面に一つの映画の情報が表示されるメイン画面のほかに、いくつもの映画を一覧して見比べることができるリスト表示画面があるのも便利だ。画面の縮小表示・拡大表示機能もあるので、データ量に応じて表示サイズを変更することができる。

また、多少の知識は必要とするが、Tab区切りやコンマ区切りなど各種の形式でデータを読み込み・書き出しする機能もあるので、まとめたデータがある人もそのデータを無駄にすることなく利用することが可能だろう。

開発中に苦労した点
項目を最低限にすることと（データベース構築を続けられるように）、評価のグラフ表示がテーマでした。特にグラフ表示は難解でした。開発環境が「ファイルメーカー」でしたので、制限だらけ。特に、グラフ表示機能はなかったので、いろいろ工夫しました。

ユーザにお勧めする使い方
とてもシンプルなデータベースです。取説もいらないくらい（＾＾；。自分なりの映画データベースを構築してください。

今後のバージョンアップ予定
ユーザさまの意見をどんどん取り入れていこうと思っておりますので、どんどん使って、ご意見・アイデアをください!!　映画を観ることが楽しみになるようなデータベースになればいいですねー!!