Windowsのスタートメニューを利用するランチャ。マウスポインタをスタートボタンに移動させることなく、デスクトップ上の任意の位置でのマウスクリックで、すばやくスタートメニューを呼び出せる。「LR-MENU」は、Windows 95以降の標準機能であるスタートメニューを利用したポップアップメニュー型のランチャ。スタートメニューを利用するため、あらためてアイテムを登録することなく、すぐに使いはじめることができる。スタートメニューのほかに指定のフォルダをポップアップさせることも可能で、専用のフォルダを作成すれば、メニューのカスタマイズも行える。「スクリーンセーバの起動」「Windowsの終了」といったコマンドをメニュー表示させることもできる。
メニューを呼び出すには、デスクトップ上の任意の位置で左右のボタンを同時にクリックすればよい(初期状態での操作)。ボタン操作は「中央ボタンクリック」「左を押しながら右クリック」「右クリック」のいずれかに変更することもできる。マウスを使わずに、設定したホットキーで表示させることも可能だ。また、アプリケーションウィンドウのクラス名、ウィンドウ名を登録することで、ウィンドウ上でのクリックでもメニューを呼び出せるようになる。
表示されるランチャメニューは、(1)「スタートメニュー」、(2)「スタートメニュー」→「プログラム」、(3)任意の「指定フォルダ」の3種類から選択できる。例えば「LR-MENU」専用のフォルダを作成して「指定フォルダ」に設定し、その中にショートカット(.LNK)ファイルを置けば、自由なメニュー構成にカスタマイズすることも可能だ。
さらに、オプションで「デスクトップ」「マイコンピュータ」「マイドキュメント」などの特殊フォルダをメニューに追加表示させることができるほか、「LR-MENU」のコマンドとして「SCREEN SAVER起動」「ファイルやフォルダの検索」「ファイル名を指定して実行」「ログオフ」「Windows終了」「Windows再起動」といった機能を付け加えることもできる。
メニュー内のサブメニュー項目やフォルダに対してオンマウスの状態でスペースキーを押すと、そのフォルダを開く機能もある。フォルダの内容をちょっと編集したいときなどに、手軽に呼び出すことができて便利だ。