手軽に使えるボタン型ランチャ。ドラッグ&ドロップによるアイテムの登録など、操作もわかりやすく、誰にでも扱いやすい。「CYBER LUNCH」は、ページ切り替え方式を採用したボタン型ランチャ。1ページに10アイテムを登録することが可能で、最大999ページまで作成できる。アイテムの起動やページの選択方法が数通り用意され、好みの方法ですばやく操作できるのが特徴だ。アラームやCPU/メモリ情報などの表示機能も備える。
ボタン型ランチャの場合、最初のうちはアイコンを覚えきれなかったり、似たようなアイコンがあったりで迷うこともあるが、「CYBER LUNCH」ではアイコンをポイントするとテキストでアイテムの説明が表示されるので間違えることはない。オンマウスで表示されるテキストは、ユーザが指定できる。
アイテムを開く方法は、2種類が用意されている。ひとつはボタンをクリックする一般的な方法、もうひとつはそれぞれのアイテムに割り当てられた番号をキー入力する方法だ。表示中のページで登録アイテムの下に表示されている0〜9の番号キーを入力することで、該当するアイテムが開く。ページの移動は、ボタンクリックによる移動のほか、ページそのものに割り当てられた番号でのジャンプ、各ページに付けたタイトルでのジャンプが可能だ。ページ移動や、アイテムの選択・起動はカーソルキー、テンキーを使って行うこともできるため、キーボードだけで操作することもできる。
登録されたアイテムをページ単位で一括起動する機能もある。一括起動では、番号の若いアイテムから順番に起動するが、アイテム間の待ち時間を指定することもできる。
アイテムの登録は、登録しようとするボタンを右クリックし、登録ダイアログを呼び出して行う。このとき、エクスプローラなどからダイアログへドラッグ&ドロップして登録することも可能。アイテムとしては実行ファイル以外にも各種のファイル、フォルダ、URLを登録することができ、ファイル、URLは関連付けられたアプリケーションによって開かれる。
アイテムは同じページ内だけでなく、別ページへのコピーや移動も簡単に行える。コピーや移動を行うダイアログも、コピー(移動)元とコピー(移動)先が同時に示され、わかりやすい。
そのほか、「タイトルバーに時計を表示」「アラーム(1分後、3分後、5分後または指定時間にメッセージないしサウンドで知らせる)」「特殊フォルダ(マイドキュメントなど)を開く」「ごみ箱を空にする」「Windowsのシャットダウン」などの機能があり、コンテキストメニューから呼び出せる。メイン画面の下部では、CPUやメモリの状況(CPU、物理メモリ、仮想メモリ、システムリソース、GDIリソース、USERリソース、ドライブの使用率)をグラフで表示する。