文体変換、語尾変換、HTMLからのリンク先抽出などのユニークな機能が特徴のテキストエディタ。通常のテキスト編集のための機能も十分なものを備える。「0 Edit」は、ユニークな機能を数多く備えたテキストエディタ。「です・ます調」と「だ・である調」の文体を相互に変換する機能や、語尾を任意の語に変更する語尾変換機能、不要な空白や空白行を削除する整列機能、第2クリップボード、テキストの簡易HTML化、HTMLからのリンク抽出などの機能がある。検索・置換、文字種変換、すべての履歴が参照できる無制限のUndo、クリップボード履歴といった機能も搭載し、通常の文書編集を行うエディタとして必要十分な機能を備えている。
語尾変換機能は、例えば「〜です」を「〜ですニャ」などと語尾に指定した語を追加してくれる機能。文章の雰囲気を簡単に変えることができる。第2クリップボードは、その名の通りの「もうひとつのクリップボード」。「0 Edit」が起動中のみ有効なスタックエリアだが、Undo履歴、クリップボード履歴と組み合わせて使うことにより、文書編集を自在に行うことができるようになっている。メイン画面下部のステータスバーで、現在のクリップボード/第2クリップボードの内容(先頭)を確認できる。
テキストの簡易HTML化は、編集中のテキストに<HTML>/<HEAD>/<BR>を付加してくれる機能。逆に、HTMLからテキストを抽出することも可能で、タグをすべて除去してくれるのに加え、不要な空白・空白行まで一度に削除することも可能だ。HTMLからのリンク抽出機能は、編集中のHTMLのHREFで記述されたリンク先をすべてリストアップし、クリップボードにコピーしてくれるものだ。
そのほかにもIMEモード、ユーザ登録文字といったユニークな機能がある。IMEモードはコンテキスト(右クリック)メニューからIMEの入力モードを変更できる機能。ユーザ登録文字は、よく使う文字列を登録しておき、やはりコンテキストメニューから選択してテキストに貼り付けることができる機能で、文字列は、ユーザが登録できる10個の文字列+その日の日付から選択できる。
そのほかにも自動バックアップ機能やタイマ機能などがある。バックアップは初期値では1分ごとに保存される。また、タイマ機能は、時刻または何分後でタイマを設定し、タイムアウトした時点でポップアップダイアログを表示する機能だ。