このソフトのアイデアは、私が学生の頃にFM-77で制作した「BOKELTON」というアドベンチャーゲームが元になっています。そのゲームの戦闘シーンで画面的に動きを付けたかったのですが、当時の私にはそれを実現させるまでの技術がなく、どうしようかと考えに考え抜いたところ、テキストを使ってアニメ仕立てにしてみよう思ったのでした。Windows以前のMS-DOSさえもなかった時代でしたので漢字はもちろん使えず、カタカナとアルファベットだけでしたが、それなりにモンスターのアニメが表現されていて感動したのを覚えていますよ。
そのアニメにエディット機能を付けて現代に蘇らせたのが「テキストアニメ工房」というわけです。しかしこのソフト、説明を聞いても内容がよくわからないという方がほとんどでしょう。つまり具体的に表すと「画+字+動」です。
少しでも興味を憶えた方、未体験の方は、ぜひダウンロードしてみてください。お絵描きツールのようにはいきませんが、新感覚の映像が生み出せると思います。
今後の展開としては、同コンセプトによるプロフェッショナル版「テキストシネマ工房 Ver.1.0」と「テキストアニメ工房Ver.2.2」がすでに完成しています。7月下旬ごろ公開予定となっていますので、こちらの方もどうぞよろしくお願いいたします。
(LNsoft International)