キャラの名前は「HOPMON」。全身黄色のHOPMONは、ボールのように前後左右に飛び跳ねながら移動する。プレイヤーは、このHOPMONを操作し、ステージ上のクリスタルを集めてワープゾーンに運ぶのが目的。すべてのクリスタルをワープゾーンに運ぶとステージクリアとなる。ステージ内は迷路状となっており、全45ステージがそれぞれ異なる迷路となっているのはもちろん、登場するキャラの種類や数、障害物も変わってくる。

行く手を阻む敵キャラや障害物は、波動砲を使って攻撃・破壊できる。ただし、一度発射すると、チャージのためにしばらく待たないと使えなくなる。キャラによっては、一発で倒せないものや、波動砲がまったく効かないものもいる。攻略のポイントは、ステージ構成のすばやい読みと、波動砲を使うタイミングだ。ステージ構成は、カメラ視点を動かして確認することができる。

HOPMONは、集めたクリスタルを頭上に乗せて運ぶ。ひとつずつワープゾーンに運ぶより、数個集めてから運んだ方が効率的だが、クリスタルをひとつ乗せるたびに、その重さで動きが遅くなる。したがって、敵キャラや障害物が多いときには、一度にあまり多くのクリスタルを運ぼうとすると、かえって危険だ。制限時間は特に設けられていないため、状況に応じて運ぶ量を決めるとよい。

とはいえ、簡単にはクリアさせてくれない。ステージが進むにつれ、迷路は複雑になり、見通しも悪くなる。敵キャラに追われて逃げ込んだ先が袋小路になっていたり、またどこからか大砲が飛んで来たり。仕掛けも抜かりない。まずは、カメラ視点を変えて、ステージ全体の構成を把握しておかないことには、そばにあるクリスタルから思いつきで集めていってもクリアは難しい。

ちょっと油断すると、背後から敵キャラが追っているのに気づかずに、進行方向の敵キャラと鉢合わせ、なんてことも多々ある。そうなると、波動砲が連続して打てない分、絶体絶命だ。絶妙な敵キャラの動きに加えて、バランス具合がなんとも心地よい。家族みんなでぜひ楽しんでほしい。

「HOPMAN」に登場するキャラクタは丸みのあるかわいらしいデザインが多いのですが、曲面はポリゴン数が多くなってしまうので、描画速度との折り合いに苦労しました。普及タイプのPCでも十分に遊べるように調整したつもりです。

今後もJJsoftのゲームをよろしくお願いします。ホームページ（http://www.jjsoftgames.com）も、ぜひ一度ご覧ください。