万能リモコンを制御する
X68000で万能リモコンを制御することにより、リモコンに対応した機器を制御します。
受信・送信はもちろん、波形の切り出しや、常駐していつでも送信させることが可能です。キーボードが複数のリモコンの代わりとなるので、リモコンに埋もれた生活をしている人には大変便利です。
データを圧縮するので、常駐してもメモリにやさしいです。1つの信号につき100バイトくらいに圧縮されるので、100以上の信号を登録して常駐しても、消費メモリは数十kバイトに収まります。
データの送信のタイミングにタイマーDを使っています。万能リモコンのサンプルプログラムではnop命令で調整していましたが、タイマーDを使うことにより、どんな機種でもデータを共用することが可能になりました。クロックを変えたら動かなくなるということもありません。他のタイマーDを使用しているソフト(PROCESS=やSXのコンソール)との相性も問題ありません。
マクロ機能を装備しています。例えば、「テレビの電源を入れる」「ビデオの電源を入れる」「テレビを外部入力モードにする」「ビデオを再生する」などの一連の操作をマクロに登録しておけば、キー一つで送信可能です。ウェイトを入れることも出来ます。
おまけでマーキュリーユニットに対応しています。送信と同時にm44を再生することが可能(内蔵ADPCMも可)です。マーキュリーをスルー(光・同軸)の状態にも出来るので、「アンプを切替える」「マーキュリーをスルーに」「CDプレーヤーを再生」というマクロも可能です。