SI単位と単位換算の概論と化合物の濃度の単位換算
18世紀からはじまったメートル法の国際統一は約1世紀経過で実を結びました。
それと同時に多くの歴史的な単位が消滅していきました。しかし、古い単位は歴史の中の物の大きさを教える重要な単位でもあります。科学の発展は度量衡以外の多数の物理量に単位が設けられ、また改良が重ねられています。科学量の取り扱いに限られたSI単位は、基本物理量のSI基本単位が物理量と名称および記号により次のとおりに明確なものになっています。自然科学の数量対象としてm(メートル)だけの表現しずらい場合にk(キロ)という接頭語がつけられるものにわれわれの住む地球の赤道半径、月の半径、太陽の半径にはkmという長さの尺度が用いられます。また、われわれ患者の採血検査などの検査値の単位には g,mg,μg,ng,pg,l,dl,ml,U,IU,mIU,mEQ,mEq,mmol,μmol,nmol,pmol,fmol,mOsm,ppm,min,hr,d,w,M,Meq,Da,kDa,AUの数値単位が使われ、生化学的検査、微生物学的検査、細胞性免疫検査、血液学的検査,遺伝子増幅法との関連からの単位解釈を必要とするものがあります。SI単位系の接頭語(補助単位)として、大きさと接頭語および記号が整理されています。また、7つの基本単位の制定から、それらに導かれる10個の誘導単位があります。そして、それぞれの物理量の数値が非常に大きくなったり、小さくなったりするので、SI単位系での接頭語(補助単位)を定めているのです。化学でよく用いられる慣用単位として、体積を表すL(liter,dem^3)、温度℃、熱量calなどがあります。SI単位は、慣用単位に対して、国際標準単位を規定するものです。
ソフト名: | SI単位と単位換算(化合物の濃度の単位) |
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動作OS: | Windows XP/2000/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |