Windowsメモリ・アロケータ C-lib
"WinAlloc" とは、各コンパイラに付属する標準alloc系関数を、
Windowsによって与えられた広大なプロテクトメモリに対応させるとともに、
ハンドル数の制限(8192個)を緩和させるC言語ライブラリです。
使い慣れた malloc同様にして、4Gバイト(*1)ものメモリ空間を簡単に扱
うことができます。
また、/D_AP_DEBUG オプションを付けて、コンパイルするだけで、デバッグ
用ライブラリがリンクされ、メモリブロックへのオーバーライト(不正な書き
込み)やメモリリーク(解放忘れ)などを監視・診断・報告することや、各関
数の引数や内部チェックを厳密に行うことによりアプリケーションからの不正
な利用を早期に発見し、品質向上に寄与します。
(*注釈)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(*1) 386エンハンストモード(i386CPU以上)かつ十分な記憶容量がある場合、仮想メモリ
として物理メモリの最大4倍まで拡張されます。
スタンダードモード(i286CPU以上)ならば実装された物理メモリの16Mバイト迄。