UNIX head and tail like utility command.
数値解析によるシミュレーションのとき、境界値をファイルに書き込み、そのファイルを書き直しては何度も使います。また、時が経つとその内容や使い方を忘れてしまうこともあります。そんな時のことを配慮して、ファイルには使い方なども含めたありとあらゆるドキュメントを書いています。でも、反対にそれらドキュメントは数値解析には不用なため、どうしても邪魔になってしまいます。そこで、これらを排除して必要なデータを簡単に取り出せるようにと作成したのが、このフィルター・コマンドです。必要な任意の行を取り出したい場合に使うコマンドです。
<使用例>
1:file の2行目から9行目まで取り出す。
list file ! hat (2〜9)
2:file の最初から、末尾3行手前まで取り出す。
list file ! hat (〜ー3)
3:file の末尾7行を、末尾から逆順にプリンターに出力する。
hat<file -r (ー7〜) ! pr >/p