Linuxでプロセス間通信を行うライブラリ
Linuxでループバックデバイスを使用してプロセス間通信を行うためのライブラリです。C言語から使用します。前のバージョンは"LISQ"という名前で公開していましたが今回のバージョンアップで名称を"SQATT"に変更しました。機能的には、今回から新たに双方向キューをサポートしました。また、それに伴い、双方向キュー用の関数も追加されています。
以前のバージョンではクライアントプロセスからサーバプロセスに対してのデータ送信は可能でしたが、その応答としてデータを受信することはできませんでした。今回の双方向キューのサポートによりクライアントからサーバへの要求に対して、サーバからクライアントに応答としてデータを送信することが可能になりました。これにより、データベースの照会のような処理が一つのキューで可能になります。