X Window System用のプラグインで拡張可能なCGローダ
Enfleは軽いプラグイン方式の画像ローダです。あんふる と発音します。プラグインを追加することによって対応するフォーマットを増やすことができます。複数のファイルがまとめられて一つになってるアーカイブにもプラグインで対応できます。御存知の方はsusieを思いうかべるとよいでしょう。とある画像を見るのにWindowsを起動しなくてはならなくてくやしかった思いをしたことはありませんか…。ある程度はEnfleが解消できるかもしれません。
一般的なフォーマットとして、jpeg,bmp,(gif),png,pnm,xpm,xbm,mag,pic(X68k)に対応している他、AliceSoft関連のフォーマットとして、[pms,vsp](ald)、一部Leaf 系[lfg,lf2,grp](pak)、F&C系ipf(vfs),ipq,mcg(mrg)、VA系pdt、ggf,gdtなどの拡張子をしている画像フォーマット/アーカイブにも対応。tar.gz,tar.bz2 などの中身も展開せずに表示可能。テンポラリに展開して扱うプラグインを使うことによりlzh,zipなどにも対応可能。表示した画像は保存することができ、これもプラグインで拡張することができます。今のところpng,jpeg で保存することができます。
また、まだ対応していなくてもフォーマットの読みこみ方さえわかれば自分で読みこむプラグインを書くことも可能です。プラグインの仕様書が同梱されています。自分では書けない、という方も詳細な仕様とテスト用の画像ファイルを用意していただければお手伝いできるかもしれません。
また、EnfleにはGUIがなくキーボードとマウスでさくさくと画像を見ていけるのも特徴です。その他の機能としてコマンドラインから複数ファイルの自動変換をすることが可能です。
最新の更新情報やMLの案内、MLのログ、正式配布として収録されていないプラグインやコンパイルいらずのバイナリ配布に関する情報などがありますので、Enfleのwebページも是非御覧ください。
http://enfle.fennel.org/