グラフィック編集(フォトレタッチ系)ソフトウェア
gedo は、フォトレタッチ系画像編集ツールであり、UNIXとXを環境とする。
1. テキスト指向のシステムである。GUI環境が標準で存在するが、それは本質的ではなく、完全に分離されている。GUIで作業ができるが、作業内容はすべてテキストとして保存され、テキストを元にすればすべての作業を復元し、自動運転させたり、別なマシンに持っていくこともできる。
2.作業の区分は以下の4通りしかなく、直交性が高い。このため理解しやすく憶えやすい。
a) ファイルのload/save
b) マスクの選択(selection)
c) 画像の加工(effect)
d) これらを組み合わせる関数の作成と実行
3.個々のローダ・セレクタ・エフェクタは、gedo と一体ではなく、独立のプログラム(子プロセス)として実行される。そのため、新規プラグの開発が容易である。
4.機能はすべてプログラマブルであり、C言語風の言語で記述ができる。
つまり、gedo は、グラフィック操作をプラグを組み合わせた関数の形で自由に利用できるプラットホームであるように設計されている。またそれはインタラクティブな利用とプログラムによる利用とを両立できるように配慮されている。
ソフト名: | Graphic EDitor OMNI |
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動作OS: | UNIX |
機種: | 汎用 |
種類: | GPL |
作者: | 杉浦 康仁 |