ライフゲーム
OS/2のPM(Presentation Manager)上で動く、Conwayのライフ・ゲームです。OS/2 1.1
以降が必要です。プログラムの主たる部分は遊休時間クラスで動きますし、メモリもあ
まり消費しません。デスクトップの片隅で走らせてあげて下さい。
1:ライフ・ゲーム
簡単な2次元オートマトンの一つです。
平面をたくさんの升目に区切ります。一つ一つの升目は、2つの状態のうち一つをと
ります。0と1と言ってもいいですし、「死んでいる」「生きている」と言っても構い
ません。各升目は次のような規則に従って状態を変えます。
123
4A5
678
1〜8およびAは、それぞれ一つの升目を表します。もしAが生きているならば、1
から8の8個の升目のうち2個または3個が生きている時に限り、次の「世代」にまで
Aは生き延びます。Aが死んでいる場合は、周囲の8個の内3個の升目が生きている場
合に限り、Aは再生します。
このように、ライフ・ゲームの規則は簡単ですが、信じられないくらい複雑な動きを
見せます。試しにRPENTO.LIFというデータファイルを指定して実行してみて下さい。わ
ずか8個の升目から、大変な数の升目が生まれます。興味のあるある方は、次のような
本を読まれるとよいでしょう。
「ライフゲイムの宇宙」 ウィリアム・パウンドストーン著、有沢誠訳、日本評論社
このアーカイブにあるサンプルデータは、この本に拠っています。
2:限界
画面は縦446、横510ドットの大きさです。「生きている」升目は4000以下
でなければなりません。データファイルの数は100以下でなければなりません。
ソフト名: | PMLIFE for PM |
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動作OS: | OS2 |
機種: | 汎用 |
種類: | その他 |
作者: | 戸田 春男 |