GPSyとMapFan IIをリンクさせてリアルタイムに現在地を表示
このスタックは,GarminなどのハンディGPSとMapFan IIをリンクさせて座標ポイントをリアルタイムに地図表示させるものです。
iPC社のMapFan IIはCD 1枚で全国をカバーし,カーナビの技術を使った強力なルート計算機能などは非常に魅力的な製品です。また,MapFan II Mobileを購入すれば地図のHDDへのインストールやGPSとのリンクができるようになります。しかし,残念ながら転送データがNMEA-183を受け付けないためにGarmin社のハンディGPSなど多くのGPSユニットをリンクさせて使うことができません。
ところが,シェアウェアのGPSyを使用することによってこれが実現できるのです。
MapFan IIはAppleEventによる制御を受け付けるように作られています。このデータ仕様はヘルプスタックに記述され,一部が公開されています。実は,MapFan II Mobileに含まれるGPSユニットプログラムは,MapFan IIにAppleEventを使ってデータを送って現在の座標を表示しています。また,GPSyはAppleEventで緯度,経度,速度,方向のデータを送り出すことができます。そこで,この2つのプログラムのデータ形式を合わせてやればリンクさせることができるのです。その働きをするのがこのスタックです。
動作にはAppleScriptが使用可能なMac OS(7.5以上)とハイパーカード(2.2以上)またはハイパーカードプレーヤー,およびAppleEvent対応のGPSy(2.5以上),そしてMapFan IIが必要です。
MapFan IIをGPS II+等対応にすることが出来ます。
対応するGPSレシーバーはGPSyのドキュメントをご覧ください。GarminをはじめとしてTrimble, Magellanなど幅広い機種に対応しています。
まだまだα版みたいなものですが,よかったらお試し下さい。
ソフト名: | GPSy-MapFan II Link |
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動作OS: | MacOS |
機種: | Mac |
種類: | フリーソフト |
作者: | 進藤 直哉 |