JGAWK で METAFONT を起動するバッチファイルを作成
--- JGAWK で METAFONT を起動するバッチファイルを作成する一つの試み ---
AWKMETA は、jgawk を使用して METAFONT 起動バッチファイルを作成するツールです。
今までにも同様なツールがありましたが、AWKMETA は単純かつ強力なマクロ機能を使用して、生成したいファイルを効率良く定義する事ができます。
マクロ機能などと言うと、なんだか難しそうに感じるかも知れませんが、実にシンプルで,初心者でも無理なく扱う事ができます。
このプログラムの特徴は
・フォントのファイル名を主軸にして、定義ファイルを作成する形式を取っています。
この形式のメリットは、AMS-FONT の様に全てのフォントとも拡大したフォントを求めている様な場合でも、定義の方法を工夫する必要がない、と言う事にあります。
・強力なマクロ機能を持っています。 強力と言っても、単なる置き換えマクロです。 単なる置き換えマクロですが、複雑な定義を実に簡潔に記述する事ができます。
・jgawk で組まれているとは思えない程、定義ファイルに自由度があります。
・jgawk で組まれているので、ちょっと知識があれば自由に機能を追加,変更する事ができます。
欠点としては
・一般的な、METAFONT 用バッチファイル作成ツールと、定義ファィルの作り方が異なるので、慣れるまで大変かもしれません。
・制御機能を活用すると、定義ファイルの記述が複雑になり、慣れていないと苦労するかも知れません。
・簡単なエラーチェック機能はありますが、その機能は十分とは言えません。
・実行時に、jgawk が必要なため動作が鈍いです。