FDをHP200/100LXで使いやすく
ファイラーとしてDOS/Vや98で使いなれたFDを使う時、25行表示では問題無いのですが、コマンドで開く窓の位置が画面上端からの固定位置になって表示文字を大きくして行数を減らすと段々窓の表示位置が画面の下にずれていってしまいます。FDはコマンドの窓に文字列を入力する時にこの入力行が画面中に無いとCTRL−ALT−DELの効かないひどいハングアップを起こしCTRL−SHIFT−ONをしなければならなくなり危険かつ不愉快でした。
こういった問題を解決しFDをLX上で使いやすくするパッチを作りました。本パッチは以下の改造をFDPC.COMFD55.COMにおこないます。
1.常に窓が中央に表示されます。(キモチイー)
2.画面最下端も表示に使います。
(これら2つの改造でALT−キーを押した時16行モードでA−Z総てが表示されます。)
3.↑や↓と、CTRL−EやCTRL−Xの機能を交換します。つまり↑と↓だけで全ファイルを見に行けるようになります。(僕の趣味)
4.ファイルリストの先頭や最後へいく<や>をより押しやすいBやNでも同様に動くようにしました。(Begin,eNdと覚える)
5.隠しコマンドのSHIFT−1からSHIFT−5ですが、LXでは対応する文字を押すと実行出来ます。LXにあわせ実行する内容を以下のように変えました。(SYMDEBは98のデバッガーだし、MDEなんて知らない。)
DOS/Vキー LXキー 変更前 変更後
SHIFT−1 ! SYMDEB DEBUG
SHIFT−2 @または” MDE MIEL
(他変更なし)
6.SHIFT−2で起動出来るようになったMIELは、より押しやすいO(オー)でも起動出来るようにした(丸見えと覚える)。これで64K以上のテキストファイルではMIELでは尻切れになりファイルの最後が見えないのにたいし、Vで内部ビュアーで/でマルチセグメント化しのCTRL−HOME/CTRL−ENDを用いてアクセス出来るし、LZHファイルはMIELで一発で中身が見られる。
以上の変更でFDはLX上で片手で使えるようになると思います。
ソフト名: | FDPC/FD55 V3.02用 総合パッチ(LX対応) |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 青木 修 |