テキストファイルの行間を空けたり詰めたりします
spice は文章の中に含まれているスペース行(スペースだけの行)や空行(くうぎょう、全く字がなくて改行するだけの行)を増やしたり減らしたりします。上下にべったり詰まった文章に空行を補って1行ずつ空けたり、逆に1行ずつ空いているのを詰めたり、ページ末などが何行も空いているのを1行にまとめたりなどなどできます。
特に、インタネットなどを使っていて通信機録を作っている方にとっては、通信機録を活用するのに役立ちます。
通信サービスによっては、応答をスクリーンで読みやすくするために、行と行との間にスペース行や空行を挟んで表示して、行間が空いて見えるようにしているものがあります。また、フリーソフトウェアなどのいろいろな文章をダウンロードしてくると、ページに分けて印刷できるように、章と章との間に何行かの空行を挟んで、章の先頭がいつもページの始めになるようにレーアウトしてあることがあります。
このような、レーアウトを整えるためのスペース行や空行は、あとの活用にとってはじゃまになることがあります。spice はこれを増やしたり減らしたりするのに使います。
行を増やしたり減らしたりする場合というと、たいていは
行が空いていなかったら1行空ける
1行空いていたらもう1行増やして2行空ける
2行以上空いていたら3行目以上はなくして2行空ける
のように
もともと何行空いていたら何行空いているようにする
という形で指定できるものです。内容に関係なく空けたり詰めたりしているようですが、もともとそれなりに空けたり詰めたりしているのをちょっと直すだけですから、これでもけっこううまくいきます。
spice は、このような形式で行の増やし方/減らし方を指定して使います。