間違えて消してしまった MS-DOS のファイルを復活(を支援)
詳しくは書きません。:-) ようするに、MS-DOS には FAT やディレクトリエントリというものがあって、ファイルを消した時にそれらが書き換えられるためにファイルが消えてしまったように見えるのですが、ファイルの実体は消されていないので、残された根跡からファイルを復活させる作業を支援します。ファイルを復活させるために必要な情報が全て残されているわけではないので、完全な復活には人間の手助けを必要とします。ただし、ファイルが小さい場合や、ファイルがディスクの連続な領域を占めていた場合には、人手を借りずに復活することができます。
■ 特徴
- 不連続なディスク領域にまたがっていようが、前後がひっくりがえっていようが(人手により)原理的には復活が可能である。
- テキストファイル/バイナリファイルのモードを設けたので、オートで復活するときの確率が少しあがる。
- LHarc/LHA で圧縮されたファイルについて、ヘッダのチェックサムを調べてクラスタを探すので、高確率で復元が可能。ただし、自己解凍は方式のファイルはサポートしていない。
- 強力なマニュアルモードを備えている。ディスク内からの文字列の検索やクラスタ境界の桁をそろえて表示するなどの機能がある。根気さえあれば、テキストファイルの場合 100% 復活させることが可能である。
- 16 ビット FAT に対応。FAT のサイズが 64 キロバイトを超える場合でも、メモリが十分に存在すれば使用できる。
- SUBST/JOIN に対応。dos 2.11 や/英語 dos にも対応しているが、DOS 4.0 には対応していない。