マクロからファイルを読み出すのでなくマクロそのもので書き込もう
ミカカに対抗すべく通信をいかに効率よく短時間に終わらせるか。という努力は様々な形でみられます。そのひとつがマクロですが余りに複雑すぎて私には理解できません。そこで、
「マクロからファイルを読み出すのでなくマクロそのもので書き込もう」という無茶苦茶な考えが浮び、それを形にしたのがこのソフトです。
最初は単に高速化のためだけにWterm用の垂れ流しマクロを開発しましたが、HP-200LXのためにKTX用のマクロが必要になりました。HP-200LXは80C186という今ではパソコンには使われなくなった旧世代のCPUで、Wtermが遅すぎて使えません。そのため軽いKTXをHP-200LXに使うことにして、垂れ流しマクロをWtermからKTXへ移植しました。
HP-200LXで通信を行うにはRS-232Cをつかうか、PCMCIA Type II のスロットにフラッシュディスクの代わりにカードモデムを差して使うしかありません。外付けモデムではせっかくの200LXの軽さの意味が無くなりますし、カードモデムを使うと日本語が使えなくなり、半角英数字以外が読めなくなります。最近、その問題を解決するためにフラッシュディスク+モデムカードの両方を盛り込んだカードが出て来てます。
しかし、そのコンボカードは値段が高すぎます。現在('97.03)店で売れなくて在庫処分すらできない14400bpsのモデムをフラッシュディスクにつけて3万円以上値段が上がるのは理解出来ません。
そこで、ログイン〜ログアウトまで全自動化してしまえば安いカードモデムだけで通信が出来ます。垂れ流しマクロは全自動化を前提として移植しました。