ATの標準的なRS232Cポートをサポート
RTBBSrev1.02用のAT、AT互換機専用RSドライバです。ATの標準的なRS232Cポートをサポートしています。RSAT12.DRV は COM1,COM2 の2ポート、RSAT14.DRVは COM1,COM2,COM3COM4 の4ポートをサポートしています。
TIMERAT0.DRV と TIMERAT1.DRV はRTBBS専用のAT互換機用のタイマードライバですが、2つの違いは TIMERAT0.DRV は INT 1CH をフックするのに対し TIMERAT1.DRV は INT 08H をフックしてタイマーを再調整しています。
TMTYPE.DOC によるとタイマーは最低1秒未満で1回カウント出来ることとあり TIMERAT0.DRV は1秒間に1.8回と最低限の性能となりますが、同じくTMTYPE.DOC には、実用上1秒間に10回程度とありAT互換機にはこれを満たすタイマーがそのままではありません。
そこで、システムタイマー割込の INT 08H をフックし通常は 55ms で割り込む所を32倍の 1.71875ms に再設定し既存の割込を32回に1回呼び出す事により1秒間に約58回の割り込みを可能にしたドライバーがTIMERAT1.DRV です。
INT 08H は 55ms であると言う事は暗黙の了解のため INT 08H をフックしようとするプログラムが常駐している場合不都合が出る可能性もありますが、ホストプログラムである事を考えれば可能性は低いと思います。動作に支障が無ければ TIMERAT1.DRV の方が良いように思います。
RSAT14.DRVについての注意
AT互換機でRS232Cの割り込みは2つしか使用されない場合が多く一般にCOM1とCOM3はIRQ4、COM2とCOM4はIRQ3をそれぞれ共用します。RSボードが全てISAバス上にいるようならばまず問題は無いでしょうが、たとえばCOM1,COM2がマザーオンボードでCOM3,COM4をISAカードで増設した場合、割り込み共有がうまく動作しない場合があるようです。ちなみにうちの環境でもダメでした。(通信ソフトなどを使ってそれぞれのポートをチェックすれば簡単に解ります。)しかし、うちのマザーの場合オンボードを COM1,COM3 と設定し増設側をCOM2,COM4と設定した場合うまく割り込み共有が出来るようでした。一様4CHドライバーも同梱しましたがうまく使える人は少ないかな? (^^;)その場合MOXA-C104などを使う事をお勧めします。ただし、RTBBS用ドライバは現在開発中ですが (^^;)
ソフト名: | RTBBS専用AT互換機RSドライバ |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | 三崎 友明 |