食物連鎖シミュレーション
弱肉くんは食物連鎖における種間競争のシミュレーションソフトです。弱肉くんの世界
には、最高で6種の生物が生存しています。便宜上それぞれの生物を被食者のほうから
ABCDEFという名で読んでおきます。
これらの生物の関係はBはCに食べられ、CはDに食べられ、DはEに食べられ、E
はFに食べられるという構造になっています。餌となる生物は一つ前の生物に限ります。
つまり、DがBを食べたりFがCを食べたりすることは出来ません。
自分の周りに補食の対象となる生物がいると、それを補食し増殖します。ただしAだ
けは特別で、空いている空間があれば増殖していきます。
自然界に置き換えていえば、Aは植物などの[生産者]、Bは草食動物などの[一次
消費者]、Cは小型肉食動物[二次消費者]...と考えれば分かりやすいと思います。
分解者に相当する生物はいません。Fは[五次消費者]となりますが、実際の生物では
ここまで高次な階層はあまりありません、このシミュレーションでもEやFを安定して
生かしておくのはかなり困難です。とりあえずDくらいまでを安定して生存できるよう
に設定して遊ぶことをおすすめします。
また、最高次の消費者には捕食者がいません。誰に食べられることなく増殖していき
ます。そのため、それをコントロールするために寿命という概念があります。すべての
生物には寿命が与えられており年齢が寿命に達すると自然死します。年齢は時間や補食
に応じて増加します。