桐を任意のディレクトリから起動
桐V3を任意のディレクトリから起動する
原理は簡単で、かの「蘭」の救世主 EXECLAN と同様に、桐を起動するド
ライバを作り、その中で、
1.カレント・ドライブ/ディレクトリ名を取得し
2.環境変数 KIOPT で指定された、桐の起動時のオプションを取得
3.ドライバ起動時のコマンドラインと、環境変数 KIOPT に保存されてい
た、起動用のデフォルトのオプション、ドライバ起動時のカレント・ド
ライブ/ディレクトリ名を内容とする -P オプションをくっつけて桐を
起動する。
と、いうもので、桐 Ver.2. 対応版に比べて、カレント・ディレクトリを、
桐システムのあるディレクトリ(環境変数 KIPATH で指定)に移動したり、
桐の終了後ここから復帰したり、という手間がなくなるだけ処理が軽くなっ
ていますが、その一方、極めて複雑になったオプション指定を楽にするため
環境変数 KIOPT を新たに参照するようにしました。
いずれにせよ、これによって、任意のディレクトリから桐を起動すること
が可能になりました。