アナログ16色用ソフトウェアをVMなどの8色コンピュータで
最近の98用のソフトウェアは、「VX以後機種用」とか、「アナログ16色用」とかが利用条件として指定されているものが多いのですが、実際にはデジタル8色の98でも動作するものがたくさんあります。問題は表示です。16以上色グラフィックス用のソフトウェアの表示ではどちらかというと彩度の低い色が採用される傾向が強いのですが、そうすると、8色グラフィックスのディスプレーではいくつかのパレットが同じ色で表示されてしまって闇夜のからすや雪野の白兎になってしまいます。これではソフトウェアがせっかく動作していても、メッセージやメニューを読むことができません。
そこで、anachro/digchroの出番です。これを常駐してからソフトウェアを動かせば、色が区別できなくなってもCOPYキーとカーソル/テンキーの操作でパレットを交替して、何とか表示が見えるようにすることができます。