血小板数の増加期待数(単位:万/μl)から判定
濃厚血小板輸血で補正される血小板数を、1単位に含まれる血小板数に血小板輸血量を乗じ、体内血小板量の割合から必要量を求めます。血小板は、出血した場合に、粘着と凝集作用により血栓を形成し血管内皮細胞の間隙を埋め内壁を保護し、血液が血管外に漏出するのを防ぐ(止血)作用と、血小板内のセロトニンが血管内に流出し、血管を収縮させ出血を少なくして血圧を維持しようとする働きを持っています。また血液凝固に関与し、プロトロビンをトロビンに換える働きを持っています。今回の看護数式は、((0.2×10^11×輸血数)÷(体内血液量(ml)×10^3))×2/3.....(単位:万/μl) この式からVBScriptのプロクラミングをするのに、体内血液量(ml)=体重kg×0.08の患者の体重データが必要です。次に、血小板輸血数の単位数が必要です。それと、患者の現在の血小板量(単位:万/μl)を把握し、今回の看護数式により血小板数の増加期待数(単位:万/μl)から判定します。よって、濃厚血小板輸血で増加する血小板数の式と判定式を構成します。ファイルは、PLT.HTMとPLT2.HTMの2つに分けています。
ソフト名: | 濃厚血小板輸血で増加する血小板数 |
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動作OS: | Windows 98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |