JPG>庭の草花#23 つきみそう

JPG>庭の草花#23 つきみそう 640X480 16M色

ソフト詳細説明

　月見草という名前を知らない人は少ないだろうが、それがパチッと
咲いているのを見たことのある人も少ないのではなかろうか。
　かくいう私はツイ数日前までその少ないではない方の、名前は知っ
ているが咲いている姿をしかとは見ていない方の一人でした。

　門の直ぐ内側に背の丈１ｍ半で１０本前後の茎の結束がスクッと伸
びており、私はそれをセイタカアワダチソウだとばかり思っていたの
だが、実はそれが「つきみそう」であったわけです。
　７月の末の頃から蕾みが目立つようになり、先週から今週（12日）
にかけては毎日１０輪前後の黄色く大きな花を咲かせています。とは
いえ、私が出勤のために家を出る７時前には萎みかけて、花びらの一
部は赤みを帯び始めています。休日、１０時頃にでも見に行くと完全
にグッタリしており、盛花の姿など想像することも難しい。
　先般「桃色昼咲き月見草」をここに紹介したとき、黄色い月見草に
ついて書いて下さった方がおられたので、これの咲き誇っている姿を
写そうと、夜カメラにストロボを付けて挑戦したのですが、懐中電灯
の明かりでは構図を決めるのが何とも頼りない・・・　そこで翌朝は
５時頃に起きだし、日の出前後の朝ぼらけの中の自然光だけで写した
のがコレ。なんともメルヘンチックな雰囲気に仕上がって、例によっ
て自己陶酔的な気分で眺めています。１７インチのディスプレイの上
で・・・　この瞬間があるからこそ蚊の猛攻にめげずにカメラを構え
ることが出来るのだが・・・（へ＿へ）
　いかにも月見草の何相応しいホンワカとした感じが出ている（と思
いませんか！）。花径は６ｃｍほどで、ヒトデのような雌しべがグイ
と突き出されており、その後ろには８本の雄しべが重そうな葯を持ち
上げて蠢いているように見える。これは写真画像ではシカとは見えぬ
だろうが・・・・
　左後ろの槍の穂先のようなのはこの花の蕾み。