うっぱち屋マガジン 第4号 ATOKより一太郎をこめて (前編)
「え? 冗談はよせよ。おまえが私用で一太郎使うなんて…」
いきなりこの企画を進めるときに云われた一言。もちろん最初やる気はありませんでした。しかし、ユーザーが多くても性能に付いてあちこちでとやかく云われる一太郎と ATOK については、私も見過ごすわけにいかず、何とか自分たちだけで良きも悪しきも追跡できないかと思って立てた企画がこれだったのです。私自身、一太郎についてこれだけの量のアーティクルを書くのは初めてで、いままで一太郎についてほとんど書かない私を知っている方は驚いたかもしれません。私も一太郎の正規ユーザーではありますが、98ノート向けと各雑誌で紹介される一太郎 dash、ATOK の悪さ、それでも愛着のあるユーザー、多いユーザー…いろいろなものに疑問や賛同の意を持ちながら、
我々の手で一太郎や ATOK を見つめていきたい…そう思って立てた企画だったのです(でも、私のまわりには一太郎や ATOK のユーザーってあまりいないんですね)。