囲碁と五目並べとを組み合わせた新しいゲーム。囲碁とも五目並べ、連珠とも違う楽しみを味わうことができる。囲碁と五目並べのルールが複合した、シンプルかつ変化に富んだゲーム
「囲連星」は、“五目並べに囲碁の石を囲んで取る概念”が加えられた、新しいボードゲーム。自分の石を一直線に7個並べると勝ちになり、さらに相手の石を囲んで取ることも可能。対コンピュータ戦も対人戦も楽しめる。
基本的なルールは、
- 黒(先手)と白(後手)が交互に石を打ち、先に縦・横・斜めのいずれかに7個並べた(7連)方が勝ち
- 囲碁と同様、相手の石を縦横に隙間なく取り囲むことと取ることができる
と、いたってシンプル。そのほかに競技用ルールとして「一線と二線(一番外とその内側の線)の石は7連にはカウントしない(黒の長連にはカウントされる)」「先手の黒は8個以上石を並べる(長連)と反則負け(後手の白は長連も7連として認められる)」といったものがあり、勝負を公正にするためのちょっとしたルールにだけ注意すればよい(実際にはソフトがすべて面倒を見てくれるので、プレイヤーは「そういうルールがある」ということだけ意識しておけばよい)。コンピュータのレベルは四段階。人間同士での対戦も可能
操作はすべてマウスで行える。まず「新規対局」をクリックし、黒番(先手)と白番(後手)のプレイヤーを「人間」または「コンピュータ Lv.0」から「コンピュータ Lv.3」までの計5種類から選択すれば、ゲームは開始する。
ゲームでは、自分の手番のときに石を置きたい場所をクリックする。自殺手や黒の長連となる場所をクリックするとメッセージが表示され、石を置くことができない。どちらかが先に7連を成立させると、対象の石の上に黄色い「★」マークとメッセージとが表示されてゲームが終了する。
ゲーム中に「待った」をかけて一手戻すことも可能。「待った」は何度でも連続してかけることが可能で、好きなところまで戻すことができる。「降参」をクリックすれば、対局は終了する。
画面右下には「履歴」が表示され、対局終了後にクリックすると、手を戻して対局の内容を検討できるようになっている。メニューの「設定」では、対局中の石にリアルタイムで印を付けることもできる。
「あたり表示」を設定すると、取られる一手前の石と、打たれると取られる場所に「×」マークが表示される。「リーチ表示」では、次に打つ(打たれる)と7連が完成するという位置に黄色い「★」マークが表示されるようになる。「最終着手表示」は、相手が最後に打った石の周囲が水色の枠で囲まれる。
棋譜(SGF)をクリップボードやテキストファイルに出力する機能もある。