「タイプランド わにわに Deluxe」は、キーボードの基本的な操作方法をマスターするためのタイピング練習ソフト。発音を聞いたり、英文のことわざやイソップ寓話などの例文を入力したりするモードを備え、「初歩の英語学習ソフト」のような使い方をすることもできる。

用意された練習モードは、

• キーの配置やホームポジションといった“基本”を学べる「わにわにランド」
• 比較的短い英文を入力する「ことわざランド」
• 複数のセンテンスからなる、長めの英文を入力する「イソップランド」

初級から中級にあたる「わにわにランド（WANI WANI LAND）」は、さらに「タイプパニック」「マウスパニック」に分かれる。「タイプパニック」は、基礎的なタイピング練習用のモード。画面の上部5ヵ所からワニとともに降りてくる文字を正しく入力すると、ハンマーでワニを叩くことができるというもので、シンプルなゲーム形式となっている。出題中の文字の発音を読み上げてくれる機能を使えば、ヒアリングの練習にもなる。問題のレベルや出題範囲（ホームポジションの文字のみ、英字のみ、英字＋数字＋記号など）、一回に出題される文字の数などはユーザが指定できる。

「マウスパニック」は、画面上のキーボードで明るくなっている文字の上を次々にクリックして、ポイントを獲得するというもの。マウスの操作に慣れることができるほか、キー（英字のみ）の位置を覚えるのにも役立つ。

「ことわざランド（KOTOWAZA LAND）」「イソップランド（AESOP LAND）」は、ともに英文を入力するモード。「ことわざランド」では、比較的短い英文のことわざとその日本語訳が出題されるのに対して、「イソップランド」では、イソップ寓話の一話分という多少長めの文が出題される。両モードとも制限時間や出題数の上限などはなく、途中で自由に止めることができる。「ことわざランド」「イソップランド」ではデータを保存しておくことで、タイプスピードや正解率などの一覧がランキングとして表示される。

マウス練習用のモードは、画面上に表示されたキーボードを操作するもの。ポインタの動かし方やクリック/ダブルクリックなどの操作を身につけつつ、同時にキー配置を学ぶのにも役立ちそうだ。まったくのパソコン初心者なら、いきなりタイピングに入るより、まずこの「マウスパニック」でおおまかなキーの位置を身につけておくのもよいのではないだろうか。

ワニのキャラクタが登場したり、軽快なBGMが流れたりといったゲーム的な要素を取り入れることで、楽しみながら練習できるようになっているが、1回あたりの練習時間やタイプ数などに厳密な設定はなく、適当なところで切り上げられる気軽さもよい。ステージをクリアするような快感を求める人には物足りないかもしれないが、気が向いたときにちょっとだけ練習したい人にはぴったりだ。

自営業を営む片手間で勉強しながら、アルゴリズムも何もなく、思いつくままに書きはじめましたので、バグの連続でなかなか思うように進まず、とにかく大変でしたが、孫にテストしてもらいながら、ようやく作り上げました。はじめは指一本で分速20文字程度だった孫も、いまでは分速500文字に届こうかというところまできています。

操作としては、誰でも説明も読まずにいきなりはじめても、すぐできるようにできています。「わにわにランド」（初級）、「ことわざランド」（中級）、「イソップランド」（上級）とレベルに合わせて練習すれば、誰でも楽しくタッチタイピングができるようになると思います。特に「イソップランド」では、タイピングをしながらリアルタイムで成績が見られますし、好記録が出ると表彰状が表示され、打ち上げ花火が上がりますので、楽しくいつの間にか夢中になって練習するようになります。

今後はより楽しめるように、例えばもっとゲーム感覚で遊べるような機能など、もう一つ二つ機能を追加したいと考えています。