ここまでできる! こんなに便利!!
付箋紙ソフトの徹底研究
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もはや“定番”といえる多機能付箋紙ソフト
付箋紙98
特徴的な機能を列挙するだけで20個近くにもなってしまう超多機能な付箋紙ソフト。ネットワークを通じて他のマシンのデスクトップに付箋紙を送信することができるのが最大の特徴。
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画面2-1●メインの入力画面。ツールバーまで装備され、斜体やイタリック表示も簡単にできる。ほとんどワープロ感覚
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利用できる付箋紙は同時に最大で50枚、文字単位で色やフォントを変更でき、BMP/JPEGファイルを貼り付けることも可能。設定した期日に応じて付箋紙の色を変えたり、書き込んだ日数をカウントダウンする……といった機能を満載している。ネットワーク機能では相手が読んだことを確認する機能やパスワードによる保護機能もある。
タスクトレイのアイコンを左ダブルクリックすると、画面2-1のような編集ウィンドウが開く。フォントや色の修飾はほとんどワープロのようなツールバーでなんでも可。人によってはゴテゴテしていると感じるかもしれないが、デスクトップの片隅に置かれる小さな付箋紙のためにここまでの機能があるのかと思うと少し感動する。
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画面2-2●貼り付けた付箋紙はこういう表示になる。タテヨコの幅は可変
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画面2-2は、貼り付けた付箋紙の初期状態。タテヨコサイズは自由に変更でき、文字列の長さに合わせて自動調整することも可能。付箋紙を左ダブルクリックするだけで削除になる。ログが残っているので、間違って消してしまってもまた復活可能だ。付箋紙上で右クリックすることで、メニューが表示され、直接編集が可能になる。
そのほかの主な機能をざっと挙げると、
- 縦書き機能(画面2-3)
- タイマ機能を使って日付を更新できる(画面2-4)
- URLからブラウザを起動し、ホームページにアクセスできる(FTPにも対応)(画面2-5)
- 5種類のテンプレートを登録して呼び出せる
- 透明な付箋紙が作れる(画面2-6)
- 削除した付箋紙のログを作成できる
といったところが挙げられる。ここまでの機能があると、あと足りないのは静止画像を除くマルチメディアファイルの貼り付けくらいしかない。ほぼ完璧な付箋紙ソフトといえるのではないだろうか。ネットワーク対応もさることながら、指定期日までの日数を自動計算してカウントダウンしたり、期日指定で色を変えるといったスケジューラ的な機能が結構役立つ。
ネットワーク経由で送付した付箋紙にも、スケジュールなどのプロパティは有効なので、「×月×日までにこれをやっておいてください。あと○日しかありません、急いでね」といったカウントダウン付きの付箋紙を他人のマシンに送りつけることもできるのだ。
「付箋紙98」はシェアウェアだが、ネットワーク機能を使わない限り、フリーソフトとして継続使用できる。また、ネットワーク機能が必要ないなら、同じ作者による「付箋紙95」(フリーソフト)もある。
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画面2-3●このような縦書き付箋紙も設定ひとつで可能
画面2-4●残り日数をカウントダウン表示するように設定
画面2-5●メモに入力済みのURLを開ける。複数記述されている場合は最初に見つかったURLのみが対象
画面2-6●壁紙が透ける透明な付箋紙も作成可能
【付箋紙98 1.23】
作者 : ROTO/種別 : シェアウェア(1,000円。ただし、ネットワーク機能を使用しなければフリーソフト)/作者のホームページ : http://www3.justnet.ne.jp/~roto//PickUp関連記事/補足 : ディスプレイが256色の場合、一部正常に表示できない色がある
※このソフトは「ダウンロード」のページからダウンロードできます。
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