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インターネットするならやっぱ電子メールでしょう
メールソフトをもっと知りたい!!


電信八号 32ビット版 321.1b7

岡隆光氏の作によるフリーのメールソフトがこの「電信八号」だ。略して「デンパチ」などという愛称で呼ばれることもある。今回紹介するメールソフトの中では最もシンプルな画面構成を持つ。画面構成はMDIを採用しているが、子供のウィンドウにはメール一覧が表示され、メールの内容表示やメール作成は別ウィンドウという「AL-Mail」と同様の画面構成だ。

「電信八号」のユニークなところは、メールの表示や作成に外部プログラムを利用する点だ。通常のメールソフトであれば、メールを編集するための編集機能を持っているが、「電信八号」の場合、その機能をそっくり外部のプログラムに任せてしまっている。デフォルトではWindowsに必ず付属している「メモ帳(notepad.exe)」が指定されている。考えてみると、ほとんどの人はテキストファイルを編集するためになんらかのエディタを使っているのが普通だ。メールの編集のためにわざわざ独自の操作性の編集機能を使うよりは、使い慣れたエディタが使える方がありがたい。そうしたポリシーで作られた「電信八号」は、パソコンを使いなれた人向けともいえる。

作成したメールは送信フォルダに入れるか、直接送信するかのどちらかを選ぶ。このようにすることで、似たような内容のファイルを複数の宛先に送るような場合に対応できる。他のソフトでは送ったメールは自動的に送信済みフォルダに入るようになっているものがあるが、それと似たような使い方になる。

また、作者本人が言うように、ダイヤルアップIP接続に特化した回線制御機能は、ダイヤルアップでIPプロバイダを利用するユーザにとっては非常に便利だろう。

実にシンプルな作りではあるが、だからといって不便を感じない、“Simple is Best”という言葉が似合うソフトである。16ビット版もある。

作者ホームページ:http://www.threeweb.ad.jp/~ishioka/


拡大表示して見たい場合は、画像をクリックしてください ●電信八号 32ビット版の画面


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この記事は '97年11月10日/17日 に公開されたものです。