週刊ソフトニュース 98.07.02号

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細かな設定が可能な二人打ち麻雀ゲーム！
電撃麻雀遊戯 for Windows95 Version 1.36

麻雀好きなら誰もが一度はプレイしたことがあるはずの二人打ち麻雀。このパターンのソフトだと「脱衣」ものも多いが、このソフトは脱衣系ではない、“正統派”の麻雀ソフトだ。

特徴はまず、最初に挙げた通り二人打ちであること。そして、各種設定がかなり細かくできること。カンドラのあり・なしや、役満の青天井計算オン・オフ、赤ウーピンのあり・なしといったものからはじめ、初心者にうれしいリーチ後の自動処理のオン・オフをはじめ、ドラ表示を現物にするのか次牌にするのか、フリテン時のフリテン牌の確認など。また対戦するコンピュータの思考も、多少ながら設定できるのも特徴の一つだろう。

こうした普通の麻雀ルールのほかに、積み込みとさまざまな「ワザ」が使用可能になっているのも特徴。積み込みのある・なしの設定もできる。コンピュータ側は、ワザは使ってこないので自分で使用を決めればいい。

積み込みのある・なしを設定できるだけでなく、どんな積み込みをしたいのか自分で決めることができるのがうれしい。これは「積み込みエディタ」を使えば誰でも簡単に作ることができる。もちろん、天和だって可能である。コンピュータに積み込みさせないを選び、自分は積み込みとワザを駆使してコンピュータに大勝する……。気分もスカッとするだろう。ゲーム後に得点推移表を見れば、うれしさ百倍だ。

もちろん、そうしたウラワザを一切使わないでプレイすることも可能だが、二人打ちである以上、実戦の四人打ちとは感覚が違う。ここは素直にワザを使って、勝利の快感を味わうのが正しいプレイといえよう。

残念なのは、試用した範囲内でいくつか判定ミスが見られたこと。例えば「おせっかいモード(アドバイス機能)」が、聴牌してないのに「これ切れば単騎待ち」と表示したり、上がったときの役の判定をミスしたりということがあった。印象としては平和系の役でミスが多いように感じた。このあたりの改善を今後期待したいところだ。

(芹澤亮)

作者のホームページはこちら。

ソフト作者からひとこと

DOS版で大好評をいただきました「電撃麻雀遊戯」のWindows 95対応版です。

そのスタートは今から18年前に遡ります。当時は対コンピュータ二人麻雀ゲーム「ジャンピュータ」が全盛の時代でした。これをどうしても自分のコンピュータでやりたくて作成したのが始まりです。特にパソコン通信にフリーソフトとして公開させていただいてからは、ユーザの皆さんと一緒になって作り上げてきたと思っております。VB5を購入を機にWindows版に移植しました。DOS版はCで書いていたので移植にはかなり苦労しました。

このゲームの特徴として「何でもありあり」の思想がふんだんに盛り込まれていることでしょう。特に積み込みモードは日ごろのストレスを発散するにはもってこいだと思います。皆さんも大役を上がってスッキリしましょう。イベント棒、全自動モード、おせっかい、など各種機能も充実しております。

現在、ホームページで「ハイスコアランキング」を公開しております。皆さんもどんどん挑戦してみてください。驚異的な記録を登録しておりますので、一度ホームページにお越しください。

ご意見、ご要望などありましたら、新バージョンに採用させていただきますので、どんどんメールお願いいたします。「電撃麻雀遊戯」は皆さんと一緒に成長していきます。

(松井則文)

「電撃麻雀遊戯 for Windows95」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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