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カード型パーソナルデータベースソフト
Visual Cardfile
Preview 1c (Build 30)
直観での操作を可能とするよう開発されたカード型データベースソフト。その使い勝手のよさ、多彩な機能、豊富なデータ形式への対応を知ってしまうと、もうほかのソフトを使う気にはなれなくなるかもしれない? あちこちのソフトメーカに見習ってほしくなるほど完成度は高いぞ!
こんな人に最適
いままでデータベースソフトを使ったことのない人に。そして使ってみようと思ったものの、フィールド作成の時点で挫折してしまった人にも。ただでさえ莫大な手間を必要とするデータベース作成を少しでも楽にしたいと思ったのなら、このソフトがピッタリだろう。
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パッケージソフトを上回る使いやすさ
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このソフトの最大の魅力は、何といってもテンプレートに尽きる。アドレス帳に始まって、オーディオ、画像、書籍データ用のテンプレートが最初から用意されているので、初心者にも使いやすい。なにしろ、一番厄介なフィールド作成をしなくてもいいのだから、起動した瞬間から肝心要の「データ入力」作業を行うことができるのだ。
しかもこのテンプレート、おまけとしてつけるようなちゃちなものでなく、必要不可欠なものがすべて用意されている。これだけあれば新しいフィールドを作る必要がないのではないか? と思わせるほどの出来だ。その上、オーディオデータの場合はMDやカセットラベルの印刷フォーム、蔵書管理データの場合は読書カードの印刷フォームまで用意されている周到さ。さらに、オーディオデータにはMIDIデータを添付することもできれば、画像データにはサムネイルを添付することも可能。
もちろん新しいフィールドの作成もさほど難しくはなく、慣れれば簡単だ。また、各フィールド背景が自由にカスタマイズできるので、一目でどのジャンルのデータベースなのかがわかるという便利さもある。
まさに、下手なパッケージソフトのはるか上をいくソフトといえることができるだろう。
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ユーザフレンドリな豊富なデータ対応
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さまざまな機能も魅力的だが、さらにすばらしいのが業界標準と呼ばれるMicrosoft Access 97と同じデータ形式を採用している点。独自フォーマットでないため、自由にAccessとデータのやり取りができる。しかもそれだけでなく、CSV、HTML(表組み)、Excel、1-2-3、Paradox、dBASEの形式を開くことも可能。OLE2経由でWord 97を操作し、Wordの表組みを開くこともできる。画像データもBMP、WMF、JPEG、GIFに標準で対応しているほか、その他の画像データにもフリーソフトのGVを用いることで対応してしまう。ぜひ、お勧めしたいパーソナルデータベースソフトだ。
なお、次バージョンであるPreview 1dでは、カードに7桁官製はがきを追加、98年年賀はがきも7桁(3桁互換形式)に対応、ヘルプに「活用編」を新設など、さらに機能が強化される。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
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今年もそろそろ年賀状の宛名書きが気になる季節です。「今年こそはパソコンで住所管理を」とお考えのあなたにお勧めの一本、それが「Visual Cardfile」です。
データ形式はAccess互換で、抽出、ソート、データのコンバートなど、汎用データベースの基本を押さえています。汎用なので、オーディオ管理や画像アルバムの作成にもお使いいただけます。
VB5のランタイムやMicrosoftのデータベースエンジンを組み込むために、配布サイズが大きいのが難点ですが、この機会にぜひ、お試しください!
(H.Furuichi)
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「Visual Cardfile」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。
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