ベクターソフトニュース - 2000.04.22 |
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なんでもホイっと。 Ver.1.00
ソフトの登録・管理が簡単に行える非常駐型ランチャ ■Windows 2000/98/NT ■フリーソフト |
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「なんでもホイっと。」の最大の特徴は、プログラムの登録が半自動化で手軽に行える点。レジストリやデスクトップからプログラムを検索する機能があり、初回起動時にWizardのメッセージに従って操作するだけで、
Wizardで登録されなかったプログラムをあとから追加することも簡単。メニューの「プログラムの追加」からプログラムを直接指定するか、なんでもホイっと。のメイン画面またはアイコンに追加したいプログラムアイコンをドラッグ&ドロップする。あとは、割り当てるメニュー項目と関連付けする拡張子(いずれも複数選択可能)を選択すればよい。メニューから追加を実行した場合は「プログラムファイルの検索」ウィンドウが表示され、指定フォルダ(サブフォルダを含めることも可能)にあるプログラム(EXEファイル)をリストアップするので、楽に選択できる。 常駐ソフトではないため、ランチャメニューを表示するにはショートカットアイコンのダブルクリックなどで、なんでもホイっと。を起動する必要があるが、起動は速く、メニューは階層型でコンパクト。メニューの1階層目で「プログラムの種類」を選び、2階層目でプログラムを指定する。以前にそのプログラムで開いたファイルがある場合は3階層目に履歴も表示され、すばやく同じファイルを開くことができるようになっている。 ソフトの起動は、アイコンへのドラッグ&ドロップにも対応しているおり、なんでもホイっと。で拡張子が関連付けされたプログラムが自動選択され、起動する。1個の拡張子に対して複数のプログラムが関連付けされている場合はメニューが表示され、その場で開くプログラムを選択できる。コンテキストメニューの「送る」を使うことも可能だ。 設定で、拡張子の「関連付けをする」を指定すると、登録してある拡張子がすべてこのソフトに関連付けされ、Windowsのファイルタイプで登録されていれば、エクスプローラでダブルクリックするだけで上記の機能が使えるようになる(未登録でもアイコンをなんでもホイっと。にドラッグ&ドロップすればOK)。 そのほか、当日のソフトの起動回数や通算の起動回数、最終起動日時などを一覧する機能もある。また、同じ作者による「okeの付箋窓」を使用している場合は、これと連携して使うことも可能だ。 ●
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プログラムの登録と管理が非常に楽な、とても使いやすいランチャソフトだ。ファイルを開く直前にソフトを選択できたり、前回使用したファイルをすばやく開くことができたりと、機能もよく考えられ、操作性が非常によい。関連付けの変更が簡単にできるのもうれしい。プログラムランチャとしてだけでなく、ソフトの管理用ソフトとして使っても便利だろう。
タスクトレイに常駐する機能はないが、「okeの付箋窓」と連携すれば、他のアプリケーションのウィンドウに邪魔されず、いつでも呼び出すことができる。 強いて希望をいうならば、プログラムの登録の際に、「タイトル」の入力を省略したときにはプログラムファイル名で登録されるようになると個人的にはうれしい。 (秋山 俊)
《スクリーンショット》 メイン画面。登録ファイルを「種類別」「拡張子別」で管理することができる 《スクリーンショット》 Wizardでは、レジストリやデスクトップを検索してプログラムを登録してくれる 《スクリーンショット》 プログラムをあとから登録する場合、フォルダを指定してファイルを検索、登録することも可能 《スクリーンショット》 登録ソフトの起動回数履歴も表示できる。なんでもホイっと。への拡張子の関連付けはこの画面から行える 【作 者】 高橋 佳彦 さん 【作者のホームページ】 http://www2s.biglobe.ne.jp/~oke/ |
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上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のソフト詳細ページにジャンプします。ソフト詳細ページからリンクされたダウンロードページでソフトをダウンロードできます。ソフト詳細ページには、作者データページへのリンクもあります。
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