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Vector ソフトウェアスポットライト 98.12.25 特別号
ソフトウェア スポットライト
Internet Explorer 新バージョン 5 でこう変わる
95/NT 4と98で異なるインストール

Windows 98の場合、Windows Updateを実行する 画面1 : Windows 98の場合、Windows Updateを実行する

IE 4.0以前の流れからもわかるように、IE 5も高いPCリソースを必要とする。IE 5日本語版は現在のところ、Windows 95、Windows 98、Windows NT 4.0版が用意されている。インストールに要求されるリソースはOSによって異なる(詳しくはInternet Explorer ホームページの「システム要件」に記載されている)。CPUやメモリ、必要となるHDD容量については、現在のPCの水準からすれば大きな障害とはならないだろうが、やや古めのノートPCなどでは辛い場合があるかもしれない。

それよりも問題は巨大なファイルサイズだろう。最小構成でおよそ6.8MB、完全インストールの場合で49MB(構成によっては65MBにも上る)というファイルサイズは、ダイヤルアップユーザがダウンロードするにはかなり辛い。

インストール方法は、Windows 95/NT 4.0とWindows 98とでは異なる。Windows 95/NT 4.0の場合、まずWebページからセットアッププログラムをダウンロードし、次にそのセットアッププログラムを起動することで各種セットアップオプションの選択や実際のダウンロードを行う。これはIE 4.0のときとほぼ同じ手順だ。

セットアップオプションを選択する 画面3 : セットアップオプションを選択する

自動的に起動されたセットアッププログラム 画面2 : 自動的に起動されたセットアッププログラム

これに対し、Windows 98の場合には「Windows Update」機能を使用する(画面1)。スタートメニューから「Windows Update」を選択すると、自動的にWindows UpdateのWebページが開かれるので、そこから「Internet Explorer 5とインターネットツール」を選ぶ。すると、自動的にセットアッププログラムがダウンロードされ起動まで行われる(画面2)。これ以降の手順は95/NTの場合と同様だ。

いずれの場合もセットアップには、最小、標準、完全の3通りのセットアップパターンが用意されている。そのほか、コンポーネントごとに使用するかどうかを個別に設定することもできる(画面3)。

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