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「装甲値」という概念を取り入れたタクティクルシミュレーションゲーム
Mystic Seed Version 1.0 |
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マップそのものが小さいため、一つひとつのマップは気軽にプレイすることができる。またマップ数も10個とそこそこの数が用意されている上、ユニットの成長の仕方がプレイヤー次第のため、アッという間にプレイが終わってしまうという失望感も少ないだろう。ある意味、正しい「キャンペーン形式」のシミュレーションゲームといえるかもしれない。
ゲームそのものは高さが鍵。ユニットは一度に一段しか移動できない。ゴールドは敵が倒れたところに出ることになる。最後の敵は倒してもゴールドが出現しない。以上のことを考慮し、いかに無駄なくゴールドをゲットするかがポイントとなってくる。このあたり、小粒ながらもパズル的要素(いわゆる戦術)もあって楽しませてくれる。 各マップにおけるクリア条件も工夫が凝らされていたり、いろいろなイベントが発生したりと飽きさせない工夫もされている。シミュレーション好きならプレイする価値はある一本だ。 Windows 95のユーザは、動作にDirectX 5以降が必要。
(芹澤 亮)
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ソフト作者からひとこと
以前から「クォータービューで高低差のある画面」には興味があり、いつか自分のゲームでも表現してみたいと思っていました。最近になって、やっと「DirectX」を使いこなせるようになってきたので、挑戦してみることにしました。 ゲームを作る上で苦労した点は、プログラム的な問題よりも「いかにキレイに、かつ見やすい地形にするか?」という部分でした。市販のゲームなどでもこうした「美しさと遊びやすさの両立」ができていないモノをよく見かけていたので、その点には特に気を使いました。本当はもっとたくさんのステージを用意したかったのですが、そうした理由もあって厳選したものだけに絞りました。また開発当初はキャラのアニメーションはなかったのですが、だんだん欲が出てきまして、今のカタチになりました(その分、苦労は増えたのですが……)。 システム部分に関しては、「単調な作業の繰り返し」にならないようにと試行錯誤した結果、「装甲値」という要素を取り入れたことで、それなりに緊張感が出せたのではないかと思っています。キャラの数も、マップに広さに対して適切な人数だったと思います。「高低差によるダメージの変化」「ゲージ消費による特殊攻撃」「木箱などの障害物の利用」を考慮してプレイすることで、より楽にゲームを進めることができます。ぜひプレイしてみてくださいネ。 バージョンアップや続編なども、要望があったり、僕自身「よりおもしろくできる要素」が見つかったら考えてみたいと思います。 (nobu99)
※ この記事は、'98年11月5日に公開されました。
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