“ルーズリーフ式のノートにメモを貼り付ける”ような感覚で使える情報管理ソフト。書き込んだ情報を自由にレイアウトしたり、関連する情報をリンクで結んだりできる。「iroha Note」は、テキスト情報の整理や検索に適した“付箋紙型ノート作成ソフト”。情報の整理は、フォルダツリー風で階層管理可能な「ノート」内に、付箋紙型の「リーフ」と呼ばれるメモを書き込むことで行う。「ノート」は、情報を整理するためのカテゴリーのようなもの。メイン画面の「ノートリスト」では、新たにノートを作成したり、使用するノートを選択したりできるようになっている(ノートリストは非表示にすることも可能)。
ユーザがノートリストでノートを選択すると、メイン画面は選択されたノートが開かれた状態になる。開かれたノートに「リーフ」を貼り付けてゆくのが「iroha Note」の基本的な操作スタイル。リーフは見出し付きの付箋のようなもので、使用目的に応じて「カードリーフ」「Webリーフ」の2種類が用意されている。「カードリーフ」ではユーザが入力するのは見出しとメモであるのに対し、「Webリーフ」ではWebサイトやページの名前とそのURLを入力してゆく。
リーフは、ノート内に自由に配置することが可能。ドラッグで移動させたり、サイズを変更したりすることもできる。リーフを現在のノートから他のノートへ移動させることも可能だ。リーフの左端には帯状に色が付けられ、視覚的な分類に利用できるようになっている。リーフ間にリンクを設定し、リーフ同士を線で結んで、関係性を表すこともできる。
ノート内にリーフが多い場合は、「リーフリスト」や検索機能でリーフを探すことができる。「リーフリスト」は、ユーザが選択中のノートに含まれるリーフが一覧表示されるもの。リーフのタイトルや更新日時、作成日時を参照できるほか、カードリーフ/Webリーフの違いをアイコンで確認することも可能。検索機能では、すべてのノートを検索対象に、タイトルや内容の一致したものがリスト表示される。
ノートまたは「iroha Note」全体は自動保存され、ユーザが保存操作を行う必要はない。データ全体のバックアップ機能や復元機能も搭載する。