世界各国通貨の為替レートをリスト表示で確認できる通貨単位変換用Dashboardウィジェット。「CurrencyConverter」は、手軽に使える為替レート表示ソフト。現在の為替レートをインターネットから入手し、リストに登録された通貨のレートで自動変換して一覧表示してくれる。対応するのは190ヵ国以上の通貨。世界のほとんどの国や地域をカバーする。通貨の並び順や表示言語、精密度(表示する桁数)などをカスタマイズすることも可能だ。
メイン画面は、掲示板に似たシンプルなリスト形式のデザイン。1行に1ヵ国ずつ「国名・通貨名(または通貨コード)」「レート」「通貨単位」「国旗」が表示される。操作は簡単。基準としたい国または通貨のレートフィールドに「1」「100」などの数値を入力すればよい。リストに登録された他の通貨が現在のレートで計算され、表示される。為替レートの精密度を設定することも可能。レートフィールドに表示される桁数を、小数点以下1桁から5桁の範囲で設定できるようになっている。
数式の計算機能もある。レートフィールドに「100+5」と入力すると、計算結果(105)に対する各通貨の為替レートが表示される。さらに、レートフィールドに入力する数値の前に「*」を入力することで、レートの逆計算をすることも可能。例えば、「ユーロ」のフィールドに「*100」と入力すれば、「各国の100通貨単位がそれぞれ何ユーロに相当するか」が表示される。為替の税率を設定すれば、税率を計算に含めたレートを知ることもできる。
リストへの国/通貨の追加・削除は、各行の左右に表示される「×」ボタン(削除)、「+」ボタン(追加)で行える。国/通貨の変更は、各行の国名(通貨名または通貨コード)フィールドをクリックして表示されるポップアップメニューから選択する。イタリアリラ、ドイツマルクといった西欧圏の旧通貨にも対応する。
画面内の表示順は、通貨名、通貨コード、国名でソートすることが可能。表示言語は日本語、英語、イタリア語、ドイツ語、中国語など、14ヵ国語に対応している。
為替レートの情報は、起動時にインターネットにアクセスして入手するが、ユーザが手動で更新することも可能。スキン機能に対応し、外観は簡単に変更できる。スキンは標準で6種類が同梱されている。