ソフトを開発しようと思った動機、背景
最近のLinuxでは、タスクバーに電源機能が標準で付いてきているものが増え、使ってみるとなかなか便利だったので、作成しました。Windowsだと、電源管理を常駐させるのはいかがかなぁと(メモリをその分使ってしまうのはもったいない)という考えがありましたが、最近は物理メモリの容量も増えてきて、軽量なソフトの常駐と使い勝手を天秤にかけたとき、物理メモリに余裕があれば、使い勝手を優先してもいいかなぁと思うようになりました。Ver.1.1.00では「いろいろな家電製品では、電源オフはワンボタンできるのに、いまだにパソコンはワンボタンで終了できない。しかし、いつも使ってるキーやマウスボタンに割り振ると、誤作動でパソコンを切る可能性もある」と考え、ホイールボタンに注目しました。ホイールボタンはまず使うことはないし、ホイールボタンでパソコンの終了を繰り返し使っていれば、終了はホイールボタンと体が覚え、誤作動も少ないと考えました。
開発中に苦労した点
Windowsのバージョンによって、シャットダウンの内部処理が違うところで苦労しました。なかには「Windows 2000でIDEのハードディスクでは問題ないが、SCSIではバグが発生する」などあり、その違いを発見するまで時間がかかったりと、バージョン別の処理分岐がいつの間にかたくさん増えました。
ユーザにお勧めする使い方
Ver.1.1.00で機能追加されたホイールボタンに「シャットダウン」を指定することで、パソコンを終了したいときにタスクバーにあるアイコンをホイールボタンでクリックして、即シャットダウンを開始させることができます。いままでの、
- 「スタート」ボタンをクリック→メニューが表示→「終了オプション」をクリック→「コンピュータの電源を切る」が表示→「電源を切る」ボタンをクリック
までの作業がホイールボタンに凝縮されます。「ゲームモード」では、オートプレイ対応のゲームで遊ぶときや、再生時間の長い動画のWebサイトを視聴するときに便利だと思います。今後のバージョンアップ予定
バグ等は発見され次第、随時バージョンアップしたいと思います。機能追加につきましては、案がいまのところないので、思いついたら取りかかりたいと思います。
(deepla)