二十四節気、六曜、旧暦、月齢など、さまざまな暦を表示できるカレンダーソフト。「SoLunar」は、太陽と月の運行を独自に計算し、二十四節気や六曜、旧暦、月齢などを表示する万年カレンダーソフト。自身で計算して毎年の暦を割り出しており、年ごとに変わる暦を定義ファイルで更新する必要がない。スケジュール管理機能も備える。
「SoLunar」で表示できるのは、一般的な日曜はじまりのカレンダーに加え、「西暦」「元号」「旧暦の日付」「六曜」「干支」「日本語月名」「月齢」「当日の出来事」「スケジュール」。すべてメイン画面上に表示される。「当日の出来事」には、その日が二十四節気などに当たった場合、その情報が表示される。ダブルクリックで詳細な情報(二十四節気の説明など)を参照することも可能だ。
スケジュールの登録は、当該日付の右クリックで表示される「スケジュール設定」ダイアログで行う。ダイアログでは「項目名」「備考」「表示週」を設定することが可能で、設定した「項目名」がスケジュール欄に表示される仕組み。「備考」は「当日の出来事」と同様、ダブルクリックで表示される詳細ウィンドウで内容を参照できる。「表示週」は「このスケジュールを何週間前から表示するか」を設定するもの。非表示にすることも可能だ。
日付の移動は「今日」「翌年」「前年」の年移動ボタンと、「1」から「12」までの月ボタンで行える。さらに、直接日付を指定しての移動や、選択した日付から×日前、×週後といった形で指定することも可能。西暦と元号との変換機能もある。
誕生日や記念日など、ユーザが規定するイベントを表示させることも可能。定義ファイル「Usr.def」を編集することで実現できる。「当日の出来事」だけに表示させて、「スケジュール」には非表示にしたり、「毎月最終土曜の3日後」などといった定期イベントを指定したりすることも可能だ。
表示モードとして、当月のカレンダーのみを表示する「月間モード」、1週間の日付と六曜だけの「週間モード」を備え、必要に応じて切り替えられる。