半透明表示に対応したカレンダーソフト。デスクトップ上に常時表示させておいても、他の作業の邪魔にならない。簡易スケジュール管理機能も備える。「j-calendar」は、見やすいシンプルなカレンダーに、簡易スケジューラが組み合わされたソフト。カスタマイズ自由度の高さが特徴で、カレンダーの表示月数や日/月の並び方などを、さまざまな形式から選択・指定できる。さらにフォントや色、カレンダー上で「今日であることを示す図形」、時刻表示の有無なども、好みで細かくカスタマイズできるようになっている。
カレンダーの形式は、7曜日×5週の指定月数表示を基本(初期状態)としながらも、さまざまな組み合わせで表示させることが可能。例えば、
- (7曜日×5週ではなく)日付は横1列、月は縦並びの3段で、1ヵ月前から3ヵ月分を表示させる
- 月曜はじまりからのカレンダーを横並び6段で、当月から12ヵ月分を表示させる
など、設定の組み合わせにより、多彩なパターンで使える。表示位置はマウスドラッグにより、簡単に変更することが可能。さらに、カレンダーの左右端のダブルクリックで表示月を1ヵ月分前後させたり、上部のダブルクリックで月/年を指定して移動したりといったことも可能。カレンダー下部のダブルクリックで、当月の表示に戻すことができる。簡易スケジュール管理機能では、カレンダーの日付のダブルクリックで、予定を追加・変更・削除することが可能。メニューの「予定表」で全予定を一覧表示させ、編集することもできる。指定日数以上が経過した予定は、自動的に非表示にしたり、削除したりといったことも可能だ。
祝日や記念日を表示・管理することもできる。元旦や成人の日などの国民の祝日、クリスマスや大晦日といった記念日があらかじめ登録済み。年によって変更される春分の日、秋分の日は自動計算され、祝日が土曜・日曜と重なる場合や、祝日が飛び石となった場合の処理方法も指定できる。祝日や記念日は、もちろんユーザが編集することが可能。日付指定だけでなく、例えば「1月の第3月曜」のように指定することもできる。
カレンダーの外観は、好みで細かくカスタマイズできるようになっている。透明度を設定できるのをはじめ、表示フォントを選択したり、背景色、文字色、日付色を自由に変更したりすることが可能。日付を示す数字の色は、平日の色、土曜日の色、日曜・祝日の色などで色分け表示させられる。祝日や記念日、予定日の数字に重ねて表示する図形も変更することが可能だ。日付の間隔もスライドバーで簡単に調整できる。
そのほか、カレンダー上での時刻表示の有無を設定したり、年月表示の数字表示/英語表示のを切り替えたりもできる。