CD/DVDのラベル面からディスクケース、大型DVDケース、VHSビデオカセット用のラベルなどまで、さまざまなラベルを作成・印刷できるソフト。「disclabel」は、簡単な操作でCD/DVDのディスク/ケース用のラベルを作成し、印刷できるソフト。テンプレートが豊富に用意され、多彩なイメージのラベルを手軽に作れる。用意されたデザインテンプレートに写真やイラストなどのイメージやテキストを追加できるほか、イメージとテキストとを組み合わせて、一からラベルをデザインすることも可能。iTunesなどから読み込んだデータを利用して、ラベルを作成することもできる。
作成できるのは、CD/DVD面(12センチ、ミニCD、カード型CD、コア:中心部)、CDケース(カバー、インサート、ブックレット、ケース背)、VHSビデオカセット(表面、背面、ジャケット)など。薄型のCDケースや市販DVDによくある大型(縦長)ケースにも対応する。インサート、ブックレットはケース内に収納できるサイズ、カバーはケースに外から被せるサイズとなる。
ラベルの作成はいくつかの方法で行えるが、最も簡単なのは、iTunesのプレイリストを利用する方法だ。
- デザインテンプレートを選択する
- iTunesのプレイリストを選び、トラック(タイトル/曲名データ)を取り込む
- プレビュー上に表示されるデザインとテキストを確認して印刷する
の3ステップで操作が完了する。新しいラベルデザインを一から作成する際は、デザイン要素としてトラックやイメージのほか、任意のテキストや簡単な図形(円形、四角形、直線)を使用することが可能。デザインテンプレートに図形などの項目を追加することもできる。トラックはiPhoto、iDVD、Toast、テキストファイルから、またイメージはiTunes、iPhoto、iDVDから取り込むことが可能。取り込んだトラックの内容(タイトル/曲名データ/曲順など)の編集やイメージデータのクロッピングなども行える。
“カスタム”ラベルを自動的に作れる「ランダムデザイン工場」機能もある。登録されたテンプレートの中からイメージ(背景画像)を自動選択し、エフェクト、テキストのフォント/配置/色をランダムに組み合わせてデザインを作成してくれるもの(ただし、テキストフォント/色/配置は、ユーザが指定することも可能)。iTunesのプレイリストに「アルバムアート(ジャケット写真)」が登録されている場合は、このイメージが自動的に使用される。