カレンダー画面に直接、メモを入力することが可能なカレンダーソフト。入力された文字量に応じてメモ欄が自動的に広がるため、メモ内容が隠れることがない。「書き込みカレンダー」は、日付ごとにメモ欄を備えた、シンプルな月間カレンダーソフト。メモは、ペンでカレンダーに書き込むような感覚で入力することが可能。文字色や背景色は好みで変更することができる。入力したデータは自動的に保存され、ユーザが保存操作を意識する必要はない。カレンダーを印刷することも可能だ。
起動すると、今月の月間カレンダーが表示される。「翌月」ボタンや「前月」ボタンで表示月を前後に移動したり、「年月指定ジャンプ」ボタンで指定年月のカレンダーにすばやく移動したりすることが可能だ。
カレンダーの日付は、休日と平日のいずれかに分類される。初期状態では、日曜日と国民の祝日が休日に設定され、それ以外の日付は平日として色分け表示されている。休日/平日の変更は簡単。スタンプ形のアイコンを使って、指定した日付の休日/平日設定を変更することができる。
外観は細かくカスタマイズすることが可能。曜日欄、日付欄、メモ欄はそれぞれ個別にフォントや表示位置(左、中央、右)、文字色、文字サイズ、背景色を指定できる。休日と平日の文字色/背景色は、曜日欄、日付欄、メモ欄ごとに個別に指定することが可能。カレンダーの日付が表示されない「隣接月部」では、メモ欄の文字色と背景色、日付欄の背景色を指定できる。今日の日付は、楕円で囲まれて目立つように表示されるが、楕円を非表示にしたり、楕円の色を任意に設定したりすることも可能だ。
印刷機能もある。カレンダーの横幅が用紙の横幅に合うように自動的に拡大・縮小されて印刷される。上/左/右の余白を指定することも可能だ。
そのほか、複数日にまたがる矢印を引く機能や、自動保存したデータを指定月後に自動削除する機能などもある。祝日名表示のON/OFFを切り替えることも可能。起動時のメモ欄のサイズは、初期状態では幅100ピクセル×高さ60ピクセルだが、設定により幅50〜200ピクセル、高さ30〜100ピクセルの範囲で変更できる。