ウイルス、スパイウェア、スパムメールをはじめ、ネットワークを利用する上でのさまざまな脅威からパソコンを守ってくれる統合セキュリティ対策ソフト。「AVG Internet Security」は、強力な保護機能と軽快な動作が特徴のセキュリティ対策ソフト。一般的なウイルス対策、スパイウェア/アドウェア対策、スパムメール対策に加え、ルートキット対策やシステムツール、さらにはリンクをクリックする瞬間にリンク先のページの安全性を確認できる「リンクスキャン」機能も備える。搭載された機能はメイン画面に統合され、稼働状況もひと目で確認できるようになっている。
搭載された機能は、
- ウイルスの検出と駆除を行う「ウイルス対策」
- スパイウェアやアドウェアの検出と駆除を行う「スパイウェア対策」
- 迷惑メール対策とフィッシング対策の「スパム対策」
- パソコンへの不正侵入やパソコンからの情報漏洩を防ぐ「ファイアウォール」
- ルートキットの検出と駆除を行う「ルートキット対策」
- プロセスや自動起動プログラム、ブラウザの拡張機能を管理する「システムツール」
- 送受信メールを監視して、ウイルスの検出・駆除を行う「メールスキャナ」
- Webのリンクをクリックした瞬間にリンク先をスキャンする「リンクスキャナ」
- Webからの危険なファイルのダウンロードを防ぐ「Webシールド」
- ファイル操作(開く/コピーなど)の際にウイルスをチェックする「常駐シールド」
- 定義ファイルの更新を行う「アップデート」
なかでも特徴的な機能が「リンクスキャナ」だ。ブラックリスト/ホワイトリストでWebページの安全性を判定するのではなく、開こうとするその瞬間にWebページをスキャンして、安全性をチェックする。Internet ExplorerやFirefoxのプラグインとして動作し、Yahoo!やGoogle、MSNで検索を行ったときに検索結果をスキャンし、その安全性を一覧画面に表示する機能もある(GoogleとMSNはアイコンで表示)。ウイルス/スパイウェアの定義ファイルは週5回更新され、常に最新のデータをもとに脅威を判定することが可能。定義ファイルには対応ウイルスの数も表示される。未知のウイルスに対しても、ヒューリスティック技術によって検出・駆除できるようになっている。
スキャンは「全コンピュータをスキャン」「特定のファイルとフォルダをスキャン」の2種類のモードで実行できる。ユーザによる手動実行のほか、スケジュール実行させることも可能で、スケジュールスキャンのタイミングは「定期的実行」「指定した時間に実行」「アクションにより実行(コンピュータの起動時)」から選択できる。
ウイルス/スパイウェア対策に的を絞った姉妹ソフト「AVG Anti-Virus」も発売されている。