雪玉を使って敵と戦闘するシューティングアクションゲーム。1ステージ2分という短時間でプレイでき、手軽に楽しめる。「ゆきんこレギオン」は、雪玉を撃ち合って戦う雪合戦アクションゲーム。敵は、町の雪合戦大会に戦車やヘリコプター、ロボットまで持ち込むえげつない集団。主人公は、雪玉を発射するライフルとバズーカを武器に迎え撃つ。
ゲームの舞台は、とある小さな田舎町。町おこしイベント「雪合戦大会」が名物として定着しはじめた矢先、「鉄のサンタクロース」を名乗る謎の集団が乱入してくる。雪合戦専用の兵器「雪球銃」を駆使する彼らの前に、素手で雪玉を投げる参加者たちは、なすすべもなく敗北。そこに市長命令で渋々登場したのが、町役場唯一の20代の主人公。2種類の武器を手に、還暦間近の先輩たち(雪球作り担当)とともに敢然と戦いを挑む。
操作はキーボードで行う。戦闘中、主人公は雪で作られた防壁の後ろを定位置とし、移動することはない。代わりにカーソルキーで照準を移動させ、【Shift】キーを押しながら【Z】キーを押すことで、防壁から顔を出して敵を撃つ。弾切れを起こした際は、【X】キーでリロードして補充・装填する。
雪合戦のフィールドは、ラインによって4ブロックに区切られている。ブロック上の敵をすべて倒せば、次のブロックに移動できる仕組み。すべてのブロックを制覇して、敵陣の旗を奪取できれば、ステージクリアとなる。制限時間は2分間。時間内に旗を奪取できなかった場合はタイムアップとなる。
雪玉での戦いのため、敵弾に当たってHPが0になっても命を奪われることはない。一定時間が経つと復帰できるようになっている(制限時間を考えれば、もちろんなるべくやられないように戦った方がよい)。当然、倒した敵も時間が経つと復活する。ブロック制覇の近道は、最初に倒した敵が復活する前にすべての敵を手際よく倒してしまうことだ。
ゲーム開始時に主人公が使える武器は「ライフル」のみ。ある程度勝ち進めば、「バズーカ」も使用できるようになる。武器の切り替えは、数字キーの【1】(ライフル)/【2】(バズーカ)で行う。バズーカは、1発でライフル20発分の雪玉を消費するが、威力はライフル25発分に相当する。
雪玉は、主人公の後方に控えた役場の先輩が作って補充してくれる。現在のストックは画面左下に緑色の数字で表示される。主人公がリロードすることで雪玉が装填され、ストック数が一時的に減少する。ライフルは1回のリロードで30発の雪玉を装填することが可能。バズーカは1回のリロードで1発(消費される雪玉の数は20個)、最大5発まで装填できる。威力はあるが、使いすぎると雪玉のストックを使い切ってしまうので要注意。
ステージは「1回戦」から「決勝戦」までの全5ステージ。そのほかにも「操作練習(チュートリアル)」と「エクストリーム」と呼ばれるエンドレスの隠しステージが用意されている。「エクストリーム」をプレイするには、ノーマルステージで特定の条件をクリアする必要がある。
ゲームの難易度を選択することも可能。主人公のHPが10の「粉雪モード」とHPが1しかない「吹雪モード」から選べる。「吹雪モード」では、攻撃を1発受けただけで主人公が一時的に姿を消し、先に倒した敵もその間に復活してしまうため、なかなか敵を潰滅させることができない。モードの切り替えは、ステージセレクト画面で【Shift】キーを押すことで行える。