Internet Explorerが保持する「一時ファイル」「閲覧履歴」「Cookie」などを削除してから、自動的にパソコンの電源を切断するソフト。「キャッシュを消して電源切りマス」はその名の通り、「IEのキャッシュ削除」などと「パソコンの電源切断」を一連の作業として自動処理するユーティリティ。パソコンの電源を切断せずに、削除のみを行うこともできる。起動すると、カウントダウンがはじまる。5秒のカウントダウン後に処理が開始されるので、それまでに削除したい項目を設定する必要がある。削除できるのは、
- ローカルディスクに保存された「インターネット一時ファイル」
- 履歴
- Cookie
- 「最近使ったファイル」のショートカット
の4種類。操作画面にはチェックボックスが並び、項目別に削除するかどうかを指定できる。「(削除)終了後に電源を切る」を指定することも可能。(起動後の状態ではONだが)OFFにすると、ファイル削除処理だけを行う。電源切断前に、ユーザ独自のスクリプトを動作させることも可能。JavaScriptとVBScriptに対応する。それぞれscript.js、script.vbsのファイル名でスクリプトを保存し、「キャッシュを消して電源切りマス」と同じフォルダに置けばよい。あとはメイン画面の「Script.js or .vbsを起動」を設定すれば、スクリプトが実行される。
画面には「全選択」など、3個のボタンも用意されている。「全選択」は、「電源を切る」以外の設定をまとめてONにするもの。「0:ZERO」は、カウントを強制的に「0」にするもので、指定したファイルの削除をすぐさま実行できる。「止める」は「キャッシュを消して電源切りマス」そのものを終了する。